やすちんち

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バリ島レンボンガンリーフクルーズ船バリファンシップ(BALI FUN SHIP)クレーム返金の体験談!

リーフクルーズ船バリファンシップで天気がいいのに中止になり、クレーム返金されたのは、なんとこんな理由でした!


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こんにちは、やすちんです!

またまたバリ島でえらいめにあっちゃいましたー!

私たち家族は、バリ島の、さんご礁のある海でマリンスポーツを楽しめる

Island Explorer Cruises の

「バリファンシップ(BALI FUN SHIP)」というクルーズ船に乗ったのです。

ところが、ひとつもマリンスポーツができなかったという、想定外の大変な目にあっちゃったんです。

リーフクルーズ船バリファンシップに乗ったときに、天気がいいのに中止になり、その後交渉のすえ、返金対応してもらえました!

それは、なんとこんな理由でした!

というお話です。

これから行かれる方の参考になれば☆

   

 

バリ島のリーフクルーズ船とは

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今回の体験談でお話する、バリ島のクルーズ船とは、のんびり船の上で優雅に過ごすという種類のものではなく、もっとアクティブなもので、船の上からマリンスポーツを楽しもうというものなんです。

マリンスポーツはメニューがいろいろあり、シュノーケリングやバナナボートなどすべては、ポンツーンと呼ばれる浮き島で遊べるようになっています。

浮島と船をドッキングさせて、その両方の高低差を利用して、すべり台をつくったり、飛び込み台から飛び込んだりできるんです。

船の周りをシュノーケリングしたり、ジェットスキーやパラセイリングをしたり、はたまた島に上陸して探検したりと、かなりワイルドな遊び方ができて、とにかく想像するだけでワクワクするような内容になっているんです。


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料金に含まれているのが

  • シュノーケリング
  • バナナボート
  • ウォータースライダー

これらは何度でも楽しめます。

この他、有料で

  • パラセーリング
  • スキューバダイビング

ができます。

今回、参加したのは、レンボンガン島の近くまでいくクルーズ船。

レンボンガン島に行くのはバリハイクルーズが有名でしたが、私たちが利用したのは、それとは別のクルーズ船なのでした。

 

バリハイ・クイックシルバー・バリファンシップ

バリ島のクルーズ船の種類は

バリハイ

公式URL Bali Reef Cruise

クイックシルバー 

公式URL http://www.balirasasayang.com/quick-silver/

バリファンシップ 

公式URL https://www.bali-activities.com/day-cruises/

この3つがあります。

 

どちらも内容は同じような感じなのですが、料金体系や、上陸する島など微妙に違いがあります。

どこに行きたいか?何をしたいか?などを考えて選ぶと良いようです。

 

※どの会社がお得なのか?後日、この3社の比較記事をまとめるつもりです。まとめました!

www.yasuchin.com

 

バリハイは満席のためバリファンシップに


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私は、天気のことが気になったので、日本からあらかじめ予約することは避けました。

そしてバリに来て、天気がよい日を選んでクルーズの予約するという方法を選びました。

自然を相手にする。しかも相手は海。

ということで、これがベストだと考えたのです。

そして、先日自転車を借りた、あのカウンターと同じところで、クルーズの予約をしました。

いや、細かく言うとクルーズの予約をしてから自転車を借りたのですけど。

自転車でもえらいめにあった話が読みたい方はこちらをどうぞ!

参照記事 バリ島で自転車を借りてみたい!? レンタサイクルを借りるときに気をつけること

 

カウンターのおじさんに、バリハイクルーズについて聞いてみました。

すると、人気があるのかバリハイクルーズは、私たちの希望する日程は満席と言われてしまいました。

そして、クイックシルバーは取り扱いが無いらしく、もうひとつのバリファンシップなら空きがまだあるとのこと。

どこがいいのか、実際にはわからないのでそちらに参加することに。

 

バリファンシップは、うれしいことに子ども料金が一番安かった!

特にありがたかったのが、4才の娘が無料になったこと。

はからずも節約できてしまいました。

  • 大人 1400000rp (約10650円)
  • こども5-12才 740000rp (約5600円)
  • 乳幼児 4才以下 無料

そして、アクティビティの参加費は、その旅行カウンターで先に支払いました。

しかし、節約できたと喜んでいた私たちでしたが、このあととんでもなく割高だったと気づかされるできごとがあったのでした…!

 

よい天気でクルーズ日和!


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クルーズ当日の朝は、快晴!

集合場所のブノア港までは送迎つき。

迎えの車が宿泊しているホテルまで来てくれました。

車も新しくピカピカ。

昔の車はボロが多かったのに…。

こんなところからも、十数年ぶりのバリ島は、以前の面影がなくなりつつあると感じてしまいます。

 

滞在しているサヌール地区からブノア港までは30分程度かかりました。

到着すると、すでに大勢の参加者が集まっていました。

南国らしい、屋根の高いあずま屋のようなロビーが船の待合所になっています。

出発まで、その港のロビーで待つのです。

 

天気はよいのに波が高く吐く人続出


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いよいよ出発です。

心配なのはひとつだけ。

そう。船酔いです。

ネット情報によると、船室よりも甲板の方が酔いづらいということだったので、早めに乗り込んで船の舳先に近い外の席を陣取りました。

この日の乗客は、西洋人(ほぼオージー)3割、東洋人(ほぼチャイナ)7割くらいの割合でした。

そして日本人は私たち家族だけ…。

たまたまなのでしょうか?

昨年のタイ旅行といい、今回のバリ島にしてもほんとに日本人に会わない。

若者が海外旅行離れしているというのをこんなところでも実感してしまいました。

そして、その乗客の西洋人のほとんど全員が、外の席に座っていました。

東洋系の人は全員、陽の当たらない屋根のある船室のイス席にいました。

この対比が、なんか面白かった。

私たち、異色の日本人4人組は、外の席を陣取りました。

日焼けはするけど風をあびられるので、絶対こちらの方が気持ちいいですから。

 

乗船前は酔い止め薬を忘れずに

乗船してすぐに、ビニール袋が配られました。

なにこれ?

と思いましたが、すぐに使い方がわかりました。

ワイワイと騒がしい船内でしたが、出発して15分ほどで静かになり、真っ青になって吐きはじめる人が続出。

目の前に座っている金髪のキレイなお姉さんも、もらったビニール袋へ盛大にゲーゲーやっていて、見ているこちらも、もらいゲロしそうでつらかったです。

私たちは出航の30分くらい前に、酔いどめ薬を飲んでいたので大丈夫でしたが、飲んでいなければ危なかったと思います。

必ず、乗る前に飲む!!

お忘れなく!

ちなみにこの日の波の高さは、何度かこの手の船に乗っている私からすると

「ちょっと揺れる」

程度でした。

フェリーなどとは違い船体が小さいので、どうしても波の影響を受けやすいのです。

必ず酔い止めを飲んでおきましょう!

 

レンボンガンのポンツーン(浮島)に到着!と思ったらなぜか通過


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そんな(ゲロ)地獄の航海を経て、やっと目的地のレンボンガン島のリーフに到着。

そこにはいくつもの浮き島(ポンツーン)がありました。

ビニールでできたイカダ状のものや、大きな滑り台が設置してあるものなど、様々な形のものがありました。

どれが自分達の船のポンツーンなのだろう?

乗客の誰もが、わくわくして眺めていました。


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しかし、どういうわけか、そのポンツーン達を通過して島に向かって船は進んで行くのでした。

 

レンボンガン島に上陸!トラックでなぜか島内観光へ


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船は、そのまま島に上陸。

どういうわけか珊瑚礁に浮かぶポンツーンではなく、島に連れてこられた私たち。

戸惑いながらも、ガイドやスタッフに促されて移動すると、そこにはトラックがいくつも停まっていました。


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この島の交通手段は、ソンテウとよばれる乗り合いトラックとバイクだけ。

なんの説明も無いまま、次々とやってくるソンテウに乗せられて、島の内陸部に連れて行かれる私たち御一行様。

ガタガタと揺れる悪路を進むこと15分ほどで到着。


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…ってここどこ!?

火曜サスペンスに出てきそうな断崖絶壁に連れてこられたんだけど!!


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この場所は、後から調べてみたところ、デビルスティアーズと呼ばれている有名な断崖らしく、私たち御一行様以外のお客さんもチラホラみかけました。



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しかし…

売店もあったりして、有名な場所なのはわかったけど、なんでこんなところに連れてくるん??

 

珊瑚礁に浮かぶ、ポンツーン(浮き島)ですべり台で飛び込んだり、シュノーケリングするってのは!?

 

まさか、ここではやらないでしょ!?

不思議に思いソンテウの運転手のお兄さんに効くも、何回聞いても

「ちょっと待ってちょっと待って」

これしか言わない。

そしてそのまま今度は別の場所へ。

相変わらずどこへ行くかは教えてもらえない…。

説明が無いままレンボンガン島海辺のホテルでランチビュッフェ


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そのままこじんまりした、いい感じのリゾートホテルに連れて行かれる 私たち。

ホテルの名前はココナツリゾートホテル。

そこのレストランで待たされることしばし。

もう想像するしかなかったのですが、おそらくここで昼食が始まるんでしょう。

と思っていたら案の定 ビュッフェの食べ物がたくさん運ばれてきました。


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説明もないまま昼食のランチビュッフェ開始です。

 

昼食後は謎の自由時間とりあえずプールで遊ぶ


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この辺りで そろそろみんな我慢の限界が来ていました。

浮島で遊ぶのは?

シュノーケルは?

ガイドのお兄さんに詰め寄る白人の若い男性グループ。

30分ほど押し問答があり、やっと答えてもらいました。

そしてその内容を聞いた私たちは戦慄しました。

「今日は海で遊べない」

今日のプログラムは中止と告げられる!!


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え??海で遊べないってどういうこと??

 

今日の海は荒れていてとても危険だ。

なのでシュノーケルができないし、ポンツーンにも行けない。

ここにはプールがある。

このプールで遊ぶのは 無料だ。

 

このような内容のことをガイドのおじさんが、やっと言ったのです。

確かに遠くの海を見やると、かすかに白波がたっています。

他のクルーズ船やポンツーンで遊ぶ人は誰もいません。

見た目は穏やかそうですが、この日はほんとうに危険な海の状態なのかもしれませんでした。

 

いやしかし。

知らせるの遅いわ!!もっと早く言えるやろ!?

 

怒り狂うリーフクルーズツアーの参加者達

そんなガイドの言葉に納得するはずもありません。

参加者は皆、怒り狂いました。

若い男性グループなどは、掴み掛らんばかりの勢いで、ガイドに詰め寄ります。

しかし自分は責任者ではないので、これ以上どうしようもできない。

その一点張りでした。

しかし、それでは納得できず、皆に取り囲まれていました。

その勢いに押されて負けたのか

「分かった。別の日にまた乗れるように自分から話をする。任せてくれ。」

そのように答えていました。

ほんとかなぁ?

私には苦し紛れのように見えたけど。

しかし、とにかくそれで納得するしかありませんでした。

 

ココナツリゾートホテルのプールは無料で利用できました


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海で泳げないことが確定して、子どもたちはがっかりでした。

しかし、そうしていても時間は過ぎるばかり…。

この、昼食のランチビュッフェの行われた、ココナツリゾートホテルのプールは無料で利用できるということでした。

何もしないのはもったいないので、せめてプールで遊ぶことに。

ココナツリゾートホテルのプールは、一応インフィニティプールになっており、水面から顔をあげると海とつながって見えるのです。


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あー。ちょっとだけ海で泳いでる気分になれたわ(笑)

そして、うちの子ども達は、同じツアーに参加していた台湾から来た子どもたちと一緒に遊ぶことに。

母同士も楽しくおしゃべりできて、これはこれで残念ななかでも、楽しかった体験となりました。

 

ヌサドゥアのブノア港に戻ってクレーム


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ヌサドゥアのブノア港に戻ると、若い白人男性グループを中心に、クレームを申し立て、返金のための交渉が始まりました。

案の定、先ほど約束してくれたガイドはどこかへ行って戻ってこず。

別の日に振り替えるという話は全く伝わっておらず、そんなことはできないと一蹴され、またまた怒り狂う若い白人男性グループと私たち。

とにかく社長を出せと、カウンターのお姉さんに電話をさせることに。

そして電話越しに、声を荒げながら白人グループの男性達が代わる代わる話をする。

それを後ろで見ている私たち親子。

 

クレーム対応1時間かかって交渉後一部返金

いくら話しても、できない無理だ、の一点張りでしたが、交渉が始まってから1時間ほどたった頃、とうとう一部の金額を返金するという答えをもらうことができたのです。

1人あたり50%の返金でした。

しつこい、いや、粘り強い白人男性グループのおかげです。

私だけでは、とてもとても、英語力も無ければ押しの強さも、粘り強さも何もないので、ここまで頑張ることはできなかったと思います。

つまり、たいていは泣き寝入りなのでしょう。

次の予定があるからと帰ってしまった台湾人のグループも、そのお金を受けとることはできませんでした。

一時間の交渉を取るか、時間を取るかになってくるので、ここはスケジュール次第で難しいところですね。

 

レンボンガンリーフクルーズ船バリファンシップでの教訓


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結果的に、私たちは日程的にも予算的にも厳しかったため、再度クルーズ船に乗ることはありませんでした。

今回は、天候不順ということで、運が悪かったということはあると思います。

しかし、バリファンシップのクルーズ船の対応は、相当いかがなものかと思いました。

これが他のクルーズ船の場合はどうなのでしょう?

他のクルーズ船に乗っていないので、比べることはできませんでしたが、ある程度同じような状況を覚悟しておいた方がいいかもしれません。

しかし、粘り強く交渉することで返金される可能性もあります。

あまりにも対応が悪かったり、納得できない結果になってしまった場合は交渉してみることをおすすめします!

 

これから参加されるかたの参考になりますように☆

 

 

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