近眼の人は老眼にならない!はウソでした!
加齢とともにやってくるもののひとつに「老眼」があります。
私の場合は、そのことに気がついたのは今から3年前の44才の時。
今までかけていた近視用のメガネをかけていると近くのものが見えづらい。でも、はずした状態だと近くのものはこれまでどうりによく見える。という状態でした。
そして、そのあとしばらくは「老眼」を認めたくなくて、なにも対策しないで無かったことにしていたんです。
でも、やっぱり見えない!もう無理!認める!ってことで老眼対策のためにいろいろ調べてみました。
そもそも老眼ってどういう状態!?
そもそも老眼とはどういうことなのでしょうか?
ぼんやりと知っているだけなので、まずはそこから調べてみました。
老眼とは、加齢によって水晶体がかたくなることで、近くのモノを見るときに十分に厚くならず、光を屈折できないために、網膜の上にピントを合わせることができずモノがハッキリと見えない状態をいいます
そして、目の水晶体のピント合わせの力(調節力)が低下することで、近くのモノ(およそ33~50cmより近くのモノ)が見づらくなった状態をいいます。調節力は、産まれた直後がピークで、その後、徐々に弱まり、60歳くらいでなくなっていきます。
https://acuvue.jnj.co.jp/ma-contents/inquiry-box/qa-07.htm引用元
なるほど。加齢により、目も硬くなってしまうんですね。
私、肩も腰もバリバリに硬くなって肩こりまくり。柔軟性もなくなって、前屈もまったくできなくなってしまいました。
目だけが柔らかい訳がない!
近眼なのに老眼になるってどういう状態?
近眼というのは、もともと角膜や水晶体の光を屈折させる力が強い事を言うので、遠くをみるためにはメガネやコンタクトレンズが必要です。
しかし近くは裸眼でならよく見えます。
そのため、近視の人はたとえ老眼がはじまるくらいの年齢になってもメガネやコンタクトを外してしまえば近くを見ることに困ることはありません。
近眼の人が老眼になるというのはこういう状態のことを言います。
そしてやがて、年齢を重ねて老眼が進むと、さらに網膜上にピントが合わなくなってくるため、ますます見えづらくなります。
ようするに近視の人は「老眼になりにくい」のではなく、「老眼による症状を自覚しにくい」ということなのです。
老眼になってからメガネの日が増えた
私もメガネの日は、ちょっとずらして見れば問題なく見えます。
書類などの細かい文字も、メガネを外してしまえば大丈夫です。
そんな訳で、生活するうえでのメガネ率がぐんと増えました。
これまでは毎日コンタクトにしていましたが、それでは細かい文字がまったく読めない。
手をうーんと遠くにやって、その状態で時間をかけるとゆっくり焦点が合ってきて見えます。
その間10秒くらいでしょうか。
まあまあ長いです。待てない。
そして、近視のメガネをずっとかけていることに抵抗はないのですが、老眼鏡を持ち歩くことは面倒だと感じるんです。
持っていくのを忘れるのも心配ですし、かけたり外したりも面倒です。
そんな理由もありメガネの日が増えました。
老眼になるまでと老眼になってから
近眼の私の視力の補正方法はこんな風に変化することになることがわかりました。
老眼になるまでは
- 遠くを見る→メガネ(コンタクト)で補正。
- 近くを見る→メガネ(コンタクト)をかけたままで、自力で補正
老眼になってからは
- 遠くを見る→メガネ(コンタクト)で補正。(これまでと同じレベルで見えない)
- 近くを見る→メガネ(コンタクト)をかけたままで、自力で補正するのは無理なので、メガネをはずすかコンタクトの場合は老眼鏡をかける
こんな方法になるようです。
近視で老眼の対策3つ
近視で老眼の対策には、こんな3つの方法があるそうです。
これまでのコンタクトレンズの度数を少し落とす
コンタクトレンズの度数を少し落とすという方法で対応する方もあるようです。
若い頃は遠くが見えるような度数でコンタクトレンズを装用しても、水晶体のピント調節機能がバッチリ働くため、手元を見る時でも不自由しません。
しかし年齢とともに調節力が弱まってくると、老眼の症状で見えずらくなるのでコンタクトレンズの度数を少し落として、手元が見やすいように調節する必要がでてくるそう。
ただし、遠くの見え方は度数を落とした分、見えづらくなります。
仕方ありませんが、遠くが見えづらいのは心配です。
車の運転にも支障がでると困りますね。私はペーパードライバーなので今のところ問題ありませんが、いざ乗らなくてはならない場面もあるかもしれません。
モノビジョンを試す
手の利き手のように、人の目にも利き目があるのだそう。
一般的に利き目は、遠くを見やすい度数に合わせて遠くを見させ、利き目でない方の目は少し度数を落として手元を見させ、両方の目を開けた状態で、遠くと近くを見せる方法があるそうです。
これをモノビジョン法というそうです。
ちょっと難しそうな気がします。あと、気分が悪くなったりしないか心配です。
遠近両用コンタクトレンズに切り替える
遠近両用コンタクトレンズでソフトコンタクトレンズの場合には、近くから遠くを見るための度数が同心円状に配列されています。
近く・中間・遠く用の度数が設計された遠近両用コンタクトレンズは、見るものの距離によって目線を大きく変える必要がなく、近くから遠くまで、自然に見る事ができるようです。
ただし、遠近両用コンタクトレンズ特有の見え方に慣れる必要があるのだそう。
先に使っている年上の友人に聞いたところ、はじめは酔うようなめまいのような感覚があったと言っていました。
しかし慣れてしまえば全く問題なく使えているということです。
私にベストなのはこの方法!
- コンタクトレンズの度数を落とす…これは遠くも見えづらくなり、近くも結局はある程度は見えづらいままになり、細かい文字を読むなどの場合によっては老眼鏡が必要になってきます。
- モノビジョン…これは片方の目だけにコンタクトを入れるというやり方で数時間過ごしてみましたが、やはりちょっと気分が悪くなってしまいました。
- 遠近両用コンタクトレンズ…これまでもコンタクトレンズを使ってきたので慣れている。これでよく見えるのなら一番うれしい。
この3つを比べてみると、私には遠近両用コンタクトレンズが合っているのでは無いかと考えました。
そして、実際に試してみるためにお試し着用を体験してきました。
その時の記事は後日まとめたいと思います。
お試し着用の体験談です↓
参照記事
【コンタクトのアイシティ】遠近両用レンズをお得にお試しする方法!
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