保護猫を預かるというボランティアをはじめました!!
実は今、保護猫を預かるボランティアをしています。
保護猫とは、近郊で捕獲された野良猫や飼い主の都合で捨てられた猫、多頭飼いで崩壊してしまった場所から助け出された猫達のことです。
その猫に一時的な住みかを提供してあげるというのが保護猫を預かるボランティアなのです。
ペットを飼うことをあきらめていた事情
子どもって動物を飼いたがりますよね?
わが家も同じで、子ども達は常に
「ワンちゃんや猫ちゃんが飼いたーい!!」
と言っていました。
私も犬や猫は大好きなのですが、飼うとなると寿命が来る20年先のことが気になってしまいます。
果たしてその頃に自分は元気な状態で犬や猫を飼えているのだろうか…??
もしかしたら自分の方が病気になってしまったり先に亡くなってしまうかもしれない…
それに実家で飼っていた猫の介護は大変だった。
紙おむつをしていてもいろんな所に粗相をして家中がすごい臭いに包まれて…
それを高齢者の自分が世話できるのか?
自信がない。
そんなわけで、子どもはまだ小さいけれど高齢出産のため自分はもう50代というわが家の事情で犬や猫などのペットを飼うことはあきらめていたんです。
命について教えたい
しかし子ども達はこのままペットを飼わずに、命に触れること無く大人になってしまっていいのだろうか?
末っ子はまだ小学生だけど上の子どもはもう高校生になる。
もしかしたらこの家で暮らすのはあと数年かもしれない。
小さい命を可愛がり共に暮らすこと。
ペットを飼うことは子どもに教えておきたいことのひとつだったのです。
時間がない!
これは早急に命について考える機会を作らねば!!
そんな風な焦りが出てきたんです。
猫を一時的に預かるボランティアがあると聞く
そんな時に友達から
「猫を一時的に預かるボランティア」
があると教えてもらいました。
キトンシッター
ミルクボランティア
という名前で、生まれたての子猫を自宅で預かり数時間おきにミルクを与えて育てるというものだそう。
ずっと命を預かることは大変なことだけど少しの期間だけお世話させてもらえるなら?
こんなにうれしいことはない!!
キトンシッター・ミルクボランティアの条件
さっそく問い合わせてみました。
結果は…
キトンシッター
ミルクボランティア
は60歳以上の高齢者じゃないと受け付けられないというお返事でした。
対象者は
- 仕事を引退して余暇がある方
- 高齢で猫を飼えないとあきらめている方を優先したい
ということでした。
保護猫ボランティアとの出会い
キトンシッターとミルクボランティアの条件に当てはまらずにがっかりしてしまいました。
しかしそれでもあきらめきれず他に何か無いかとネットで探しまくりました。
検索の日々。
そんなある日、やっと見つけたんです。
ネコリパブリックさんという保護猫団体さんを。
そこでは保護猫を一時的に預かってくれるボランティアを募集されていました。
ネコリパブリックさんに登録
善は急げ!さっそく登録へ
メールでのやり取りの後、面接がありました(お店で面談)
○聞かれたこと
猫を飼える(預かれる)環境か?
これまでの飼育経験
私の場合は通算で猫を2匹飼っていた経験がありましたのでそれをお伝えしました。
そして亡くなってしまうのが辛いこと、老猫の介護の大変さが身に沁みたことで今すぐは家族に迎えることは出来ないけれど一時的に預かることで猫との暮らしを実現したい。
という今の気持ちを説明したんです。
ネコリパブリックさんから言われたことで印象的だったのは
保護した猫を預かってもらえるだけで助かる。
なぜなら運営していく上で保護した子達が増えてしまうとここが多頭飼い崩壊になってしまうから。
ネコリパブリックでの猫の飼育スペースは限られているので屋根があってきちんと食事(エサ)を提供してもらえるならそれだけでもありがたい。
というお話しでした。
ボランティア登録の方法
ボランティア登録に必要な条件は
年間3000円の登録料(Tシャツがもらえます)とボランティア保険への加入です。
そして実際に猫を預かることになると
ネコリパブリックさんから支給されるものがあります。
フード、砂、ケージ、爪とぎ
預かり中に病気になった場合の医療費(立て替え払い)
とにかく猫ちゃんにかかる費用はネコリパブリックさんが負担してくれます。
本当に預かるだけでいいんだ…。
と驚きました。
保護猫ちゃんを預かってみての感想
ボランティア登録から1ヶ月ほどしてから猫ちゃんがわが家にやってきました。
はじめは動物に慣れていない子ども達は恐る恐る撫でたりしていましたが
今ではすっかり猫のトリコです!
保護猫ちゃんはやはり病気を持っていたりすることがあるので通院も何度かありました。
寄生虫、下痢、皮膚炎など。
確かに大変な部分もあります。
しかしそれを上回る喜びがあるのです。
子ども達が猫を可愛がる姿を見ているとほんとうに、このボランティアに出会えてよかったなと思います。
保護猫を飼いたい方へ
これから猫ちゃんを飼おうかな?
とお考えでしたら保護猫を飼う選択をされてみるのはどうでしょう?
命のバトンをつなぐことになります。
とてもかわいい猫と暮らしながら社会貢献にもなるのじゃあないかと私は考えています。
保護猫を飼うための手続き
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