リニューアルされて驚くほどステキになった天王寺動物園
大阪市内にある唯一の動物園ということで、関西在住の方は訪れる機会が多いのがここ「天王寺動物園」
昔、遠足で行ったよ!
っていう方も多いのではないでしょうか?
そんな「天王寺動物園」はこの数年でずいぶん変化がありました。
小動物とのふれあいやエサやりなどの体験型のコーナーや、インスタ映えスポットにおしゃれなカフェ。
リニューアルされて、以前の天王寺動物園からは想像できないようなすてきな場所に生まれ変わっていましたよ。
そんな天王寺動物園に、子どもを連れて出かけてきたのでリポートします!
入り口は「てんしば」側にもできました
入り口は「てんしば」側にもできていました。
てんしばとは天王寺公園のあたらしい名称です。
※天王寺公園がてんしばに生まれ変わった記事は、また後日記事にまとめたいと思います。
以前は地下鉄御堂筋線の動物園前駅のある新世界側にしか入り口がありませんでした。
アクセスの良い天王寺駅側にも入り口ができたことで、とても行きやすくなりましたよ。
入場料
入場料
- 大人500円
- 小中学生200円
- 未就学は無料
また、大阪市内在住の小中学生には学校から無料のパスポートが配られます。
そして大阪市内に住む65才以上の高齢者に対しても、入場無料になっています。
※要証明書原本(運転免許証・保険証など)
天王寺動物園の園内地図をもらおう
入り口には地図がおいてあります。
園内の周りかたを考える時や迷った時のためにもらっておくと役に立ちますよ。
わが家は、子どもに持たせて、はぐれた場合の集合場所に印をつけておくようにしています。
そうしておけば、自分でわからなくても人に聞けますから。
うちの子どもは日本語と英語の地図の両方をもらって
「ライオンは…rion。いっしょやあー!」
などと、ちょっとした英語の勉強をしていました(笑)
入ってすぐに通天閣が見えます
動物園内に入ると、ゆるいスロープになっており、正面に通天閣がみえます。
道もひろいのでベビーカーでも安心ですよ。
白雪姫の時計台
てんしばゲートから新世界ゲートへの途中にある時計台。
遠足などの団体客はここで記念撮影をしています。
30分に1度、中から白雪姫が出てきますよ。
そして、この広場では土日祝になると、マジックやパントマイムの大道芸が行われています。
うちの子ども達はこのショーが好きで、動物園に来るたびにかじりついて見ています。
すくなくとも30分は動けない(笑)
授乳室もあります
まだ娘が赤ちゃんだった頃の数年前に利用した時は、中に仕切りがなくだだっぴろい感じだったので、突然開けられたらあわてちゃうような感じのところでした。
改善されているといいのですが(汗)
2019年6月追記
この授乳室は現在は建物ごと無くなっていました!
テンジクネズミとのふれあいコーナー
リニューアルされた天王寺動物園での一番のおすすめスポットはこちら!
「テンジクネズミのふれあいコーナー」
ヤギさんヒツジさんのエサやりコーナーの中に受付があります。
受付の台に、名前を書く用紙が置いてあるので、希望の時間帯に名前を書いておきます。
予約の流れはこんな感じです
- 希望の時間に名前を書いておく
- 指定された時間までにふれあいコーナーに戻る
- 簡単なレクチャーを受ける
- ひとり1匹のテンジクネズミを受けとる
- ふれあいタイムスタート
- 手を洗って退出
最近は、このふれあいコーナーの認知度が上がってきたのか、土日だけでなく平日でも午前中にはすべての枠がうまってしまうことがあるようです。
できれば入園してすぐに名前を書きに行った方がいいでしょう。
ふれあいタイムがはじまる時間までは別の動物を見るなど自由にすごして、時間までに受付に戻ると名前を呼ばれますので、遅れないように注意してください!
遅れるとキャンセル扱いになってしまって入ることができません。
あ、そうなんです。逆に言うと、もしも名簿の定員がいっぱいになっていても、キャンセルや時間に来ない人もいるので、あきらめずに名前を書いておくという対応も可能ですので、とりあえず書いておくことをおすすめします!
もちろんその時間には遅れないように(笑)
ふれあいコーナーに入ってすぐのところに、テンジクネズミだけでなくうさぎ、やぎ、馬、らくだなどさまざまな動物のエサや糞の展示がしてあります。
始まるまでのよい時間つぶしになります。
そのあとは、それぞれグループごとにベンチに座ってテンジクネズミの扱い方のレクチャーを受けます。
このときに、テンジクネズミとは
「モルモット」
のことだと教えてもらいました。
いよいよふれあいタイムスタートです。
1匹ずつプラスチックのケースに入れて渡されます。
動物に慣れていない人でも安心ですね。
かわいいネズミちゃんを受けとり抱っこしたりなでなでしたり自由にすごします。
直接ひざの上に乗せる時は、プラスチックのケースの中のタオルを下に敷きます。
なぜなら、時どきおしっこしちゃう時があるそうなんです。
この日は、だれもおしっこされた人はいませんでした。
ふわふわしてかわいい~!
小柄な猫くらいの大きさがあるので、抱き心地がいいです。
なでなでしたり写真を撮ったりと、10分くらい自由に過ごしたあとは、またカゴに入れてテンジクネズミを飼育員さんに返します。
2016年6月追記
テンジクネズミのふれあいのやり方が変わってしまいました。
ひとり一匹を膝に抱かせてもらうやり方から、ただ撫でさせてもらうというやり方に。
残念ながら、噛まれたり、ネズミを落としてしまった人がいたようです。
「生き物とふれあう」ということがどういうことか、わかっていない人が増えてしまったことが原因のようです。
残念です。
こちらが現在のふれあいのやり方です。
上からやさしくなでなでしましょうね。
エサやりはガチャガチャ
ヒツジ、ヤギのエサやりコーナーにはこんなガチャガチャが置いてあります。
今どきはガチャって1回だけ言うんでしょうかね?
100円を入れてつまみを回すとカプセルに入った1回分のエサが出てきます。
これはいいアイディア!
子ども達は大喜びで回していましたよ。
その代わり、エサを売っている販売員さんがいなくなっていました。
直接エサをあげるのが怖い子どもは、カプセルのままあげたりもしていましたよ。
ほんとにいいアイディアですね。
動物さんのおやつタイム
その他の動物のごはんタイムもたくさんあるので、その日のスケジュールを最初に考えておいた方が効率よくみられます。
お馬さんのおさんぽタイムもあったようですが、わが家はふれあいタイムとかぶってしまい、みられませんでした。
手洗い場があちこちに
ふれあいコーナーや、エサやりコーナーには、ハンドソープが設置してありました。
それ以外のトイレや手洗い場には、すべてビオレのハンドソープが置いてありました。
花王さんがスポンサーをされているようです。
泡のハンドソープなので、子どもひとりでも洗いやすいので、助かりました。
トイレもめっちゃきれい
トイレもこんなにかわいくカラフルに改装されていました。
娘はパビリオンかと勘違いして
「次はここに入ろう!」
とはしゃいでいました。
なので、入ってトイレを済ませましたよ(笑)
暗いトイレだと怖がってしまう子どもがいるので、これは助かりますね。
小さい子どもは、楽しいとついギリギリまでトイレを我慢してしまいがちなので
「おしっこは?」
「ない!」
(ほんまはそろそろやろ…)心の声
「…あっ!?あの建物なんだろう?入ってみようか?」
「うん!入るー!」
などと、自然に誘うこともできそうです(笑)
今はゾウさんは居ません
現在、天王寺動物園にはゾウさんは居ません。
2018年1月25日に亡くなってしまったそうです。
さびしいですね。
早くゾウさんが来てくれるのを願っています。
インスタ映えのお昼ごはん
レストランや売店もリニューアルされて、かわいくカラフルな外観になりました。
メニューのなかには
「インスタ映え」
のものも!
カレーライスの中に、白いラッコの形のライスが浮かんでいたり。
しろくまが泳いでいるカレーや、卵に囲まれたくまさんオムライスなど。
かわいいキッチンカーも何ヶ所かでていました。
お弁当スポットもたくさん
お弁当を持ってきた人のためのベンチもいたるところにありました。
テントになって陰になっている場所や、芝生の広場も増えており、以前よりも快適にお昼ごはんを食べられるようになっています。
夏休みには小学生の飼育員体験
2018年の夏休みには
「天王寺動物園サマースクール」
という飼育員さんのお仕事体験ができるイベントが開催されていました。
参加資格は
- 小学校4・5・6年生
- 8時45分~15時
平日だけのイベントですが、めったにない機会なのでいいですね。
動物好きの子どもさんなら、夏休みのよい経験になりそうです。
こんな風に、どんどん進化している天王寺動物園に、足を運んでみてくださいね!
2019年6月追記
2019年6月追記
雨の日に傘を貸してくれるサービスが始まったようです!
入場門など、園内の数ヶ所に置かれていて、そのどこに返してもよいというシステムで、とてもありがたかったです。
そしてなんと、一番遠いところでは、園の外の地下鉄天王寺駅の入り口にあるファミリーマートで返すことも可能だそうです。
急に雨に降られても、駅まで濡れずにたどり着くことができるようになりました。
子どもを連れていると、なにかと荷物が多いのでこんなサービスは本当に助かりますね。
これからは、雨が降るかどうか微妙なお天気の時には、傘を置いて出かけられますよ!
そして、こんな狼男?もウロウロするようになっていました。
ほんとに、何度いっても色んな変化があって、毎回新鮮な気持ちで楽しめます。
是非一度、足を運んでみてくださいね!
そして、ご自身の目で
「天王寺動物園の進化」
を確認してください!
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