やすちんち

子連れ旅、5人家族+1との暮らしについてや日々のこと。

ホテルのプールの危険。溺れたムスメは水中で優雅に踊っているようで本当に静かだった。

前回の話

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昼食を終えて 、またホテルに戻ることに。

 

 食事を済ませてフル充電完了の子どもたちに対して、歩き回ったので食事くらいでは相殺されない疲れたままのかーちゃん。

 

 ちょっと部屋で休もうよ。

との提案は当然却下されて、またプールです。

 

今度は、朝と違い結構人がいました。

プールサイドのイスは全て誰かが陣取っており、プールの中で遊んでいる人も10人程いました。

うちの男子ふたりは早速飛び込み、競争を始めました。

 

 そして、そのプールで事件は起こったのです!

 

長旅と暑い中歩きまわったことで

すっかり疲れてきってしまっていた私は、ちょっとでもくつろぎたいと考えました。

そして、持ってきた浮き輪にお尻だけを入れて、亀さんのようにプカプカ浮かんでみることにしました。

 

プールで溺れたムスメ
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「あたしもやる~~~!!」

娘が言います。

水が怖い子で、幼稚園のプールでは顔に水がかかっただけで嫌がっていたのに、今日1日ですごい進歩です!

大人の胸くらいある深さなので全く足が届かないにも関わらず、怖がらずに浮き輪でプールの端から端まで泳いでいきます。

 

水にも慣れてきたようなので娘を子亀にしてやり、ふたりでプカプカ浮かんでいました。

気持ちいい~♥️

 

浮かびながら、ふと、うちの男子を見ると盛大に水の掛け合いをしているではありませんか!

 

こらーーーー!!

迷惑だからやめれ!!

 

力一杯叫んだけれど、遠いからか、うるさいからか、声は届きません。

 

近くに行って叱ってやろうかと考えながら、娘の方を振り返ると

 

…いない。

 

浮き輪だけがあり

 

その下を見ると

 

娘か完全に沈んでいました。

 

水の中でもがく娘。

いや、もがくというよりも手足をゆっくり動かしているせいで、まるで優雅に踊っているようでした。

水の抵抗ですばやく動けないのだろうけど、すぐには溺れているとは気づきませんでした。

「なにやってんの…え!?うそ!溺れてる!!」

 

慌てて駆け寄ろうとするも、亀から脱出するのに手間取る私。

ほんの数秒間だったかも知れませんが、何分間にも感じてしまいました。

 

亀から脱出して震える手で娘を水から引き上げると

 

うわーーーーん!!

 

すぐに大声で泣いてくれました。

 

手は震え

身体は強ばり

娘を抱きしめて

しばらく動けませんでした。

 

娘はおそらく、私が目を離した一瞬の間でバランスを崩してプールに落ちたのだと思います。

私が上のふたりに叫んでいるのを見て、置いていかれないように慌てたのかもしれません。

 

その騒動で、プールサイドにいた人が集まってきました。

大勢いたのに、誰も娘が溺れていることに気がついていなかったようです。

そして口々に、カフを着けてやらなきゃダメだと言われました。

 

カフとは、腕に着ける浮き袋で、それがあれば沈んでしまうことはないというものです。

 日本ではアームリングなどの商品名で売っているアレです。

 

うちも持ってきていましたが娘が嫌がったので着けていなかったんです…。

 

娘は泣き続けました。

「怖い!お家に帰りたい!」

私も身体の震えがとまらず、うえの男子ふたりを呼び寄せ、部屋に戻ることにしました。

 

今でも、このときのことを思い出して胸が苦しくなります。

娘が水の中で踊るように手足を動かしている映像がよみがえります。

本当に申し訳ないことをしてしまいました。

 

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