GWの旅行にこそおすすめ!安く行けて渋滞からも逃げられる車中泊は最高!大阪~広島~しまなみ海道・2019年GW車中泊の旅
恒例の家族5人の車中泊の旅に行ってきました!
今回は広島方面です。
目的地はこの5箇所でした。
- 福山市鞆の浦
- 呉市大和ミュージアム&てつのくじら館
- 尾道市でラーメン
- 広島市原爆ドーム&平和記念館
- しまなみ海道サイクリング
1日目は雨模様だったこともあり、すべては周れませんでしたが楽しく過ごせましたので、これから子連れ旅行や、車中泊へ行かれる方の参考になれば!
大阪からは夜に出発で渋滞回避!
とにかく渋滞が嫌いな夫の希望で、出発は夜になりました。
ゴールデンウィークなど、特に道路が渋滞する可能性のある時期は、この方がストレスなく移動できるのです。
家で夕食とお風呂を済ませて、リラックスできる服装で出発です。
私はすっぴん&メガネ。
途中で立ち寄るコンビニやサービスエリアの鏡にうつる自分の姿に驚くけれど、楽さには変えられまへん(笑)
夜の9時半に大阪を出発して、渋滞には1度も合わなかったので、ストレスなく移動できました。
わが家は私がペーパードライバーなので、夫ひとりが運転手です。
そんなわけで
「疲れたら、そこで仮眠する」
というスタイルをとることにしました。
電車やバスと違い、時間に縛られず、自由に行動できることが魅力のひとつの車中泊。
こんな風に夜に出発して、渋滞を回避するという方法は、ほんとうにオススメです!!
岡山ブルーライン道の駅「黒井山グリーンパーク」で車中泊
大阪を出発してから3時間ほど走ったところで12時を周り、そろそろ疲れが見えてきました。
ちょうど岡山ブルーラインというところを走っていたので、最寄りにあった
黒井山グリーンパーク
という道の駅で仮眠することになりました。
子ども達は後ろの座席ですでに眠っているので、全員シートはそのままの状態で座って寝ました。
飛行機のエコノミーの座席だと思えばまだ広い(笑)
しかしそのことよりも、この日は小雨が降っていたので、車中泊にはきつかったです。
なぜなら雨の音がパラパラと、ずっと屋根を叩いていたからです。
うとうとしかけると、雨足が強くなり目が覚める。
そんなことを繰り返していました。
そうして、あまり眠れないまま明け方になってしまいました。
夜が明ける頃には天候も回復してきましたが、このまま寝てしまうと今度は寝過ごしそうなので、目的地まで進むことにしました。
福山市:崖の上のポニョ 鞆の浦
まず初めに向かったのは広島県福山市にある鞆の浦でした。
スタジオジブリのアニメで有名な 崖の上のポニョ。
その舞台となった海辺の町 。
それが、この広島県にある、ここ 「鞆の浦」という場所なんです。
聖地巡礼のような気持ちで訪れましたが、あいにくの雨模様。
海岸沿いは靄がかかっていて ほとんど何も見えませんでした。残念。
ここでは雨がぱらついていて早朝ということもあり、ひと気も無かったので「もういいかあー」という気持ちになってしまい、車から降りることなく通り過ぎてしまいました。
呉市
鞆の浦から呉市に向かいました。
目的は大和ミュージアムです。
大和ミュージアム
呉市の大和ミュージアムは、映画「男たちの大和」の舞台となった場所でもあります。
大きな戦艦大和の模型や、実物大の砲弾など、ファンやマニアには たまらない場所だと思いますが、わが家の子ども達はあまり興味がなかったようで、一通りざっと見ると「もういい」という感じでした。
実はわたしも…(汗)
ここは、夫の希望で選んだ場所で、模型なども好きな夫はじっくりと見て周っていましたよ。
きっと、好きな方には堪らない施設なのだと思います!
大和ミュージアム観覧料
大人500円
高校生300円
小・中学生200円
参照URL https://yamato-museum.com/
てつのくじら館
しかしその向かいにある「 てつのくじら館」の方は 違いました!
こちらは海上自衛隊の展示施設なのですが、想像と違ってました。
なんというか、誰でも楽しめる。
万人受けするのは断然こちらです。
外観がまたおもしろく、くじらのような形の潜水艦がそのまま博物館になっているんです。
潜水艦の艦内をそのまま体験できる施設となっており、展示物もありますがそれよりも、潜望鏡を覗いたり、食堂の椅子に座ったり、潜水艦のベッドに寝転んだりと、体験型の施設となっており、子供達は夢中で見学していました。
こんな風に実際に使われていた3段ベットに横になったりもできました。
とにかく狭いので、隙間に潜り込む手順が詳しく説明してありましたよ(笑)
そして、うれしいことにこの
「てつのくじら館」は入場無料!
節約旅行の大きな味方です!!
参照URL 海上自衛隊呉史料館 | 愛称:てつのくじら館
広島市
呉市を後にしたのはまだ午前11時頃。
早朝から行動できるので、一日が長いです。
次は広島市にある、平和記念館と原爆ドームを訪れることにしました。
お好み焼き「カープ」
平和記念公園の川沿い近くのコインパーキングに車を停めた時点で、時刻は昼の13時を過ぎていました。
先に食事を済ませるために、最寄りのお好み焼き店に向かいました。
あ、広島のお好み焼きを「広島焼き」って言っちゃだめらしいです。
大阪のものと差別化というか区別するために「広島焼き」って言いたくなるけど、わたしら大阪のお好み焼きを「大阪焼き」って言われたら違和感あるもんね。
というわけで、食べました。
広島のお好み焼き。
お店の名前は「カープ」
広島らしい(笑)
お野菜たっぷり。
ボリューム満点なのにあっさりとしていて、いくらでも食べられちゃう。
中に入ってる麺は、ソバかうどんが選べます。
カウンターは鉄板なのだけど、私たちの座ったテーブル席はお皿で提供されました。
鉄板で熱々のものを食べたかったけれど、子どもが3人もいるので、結果的にはお皿の方が安心で食べやすくてよかったです。
平和記念館と原爆ドーム
食後はいよいよ平和記念館へ!
と楽しみにしていましたが、 ゴールデンウィークの真っ只中だからか、平和記念館は、なんと1時間を超える 行列を作っていました。
わが家の子ども達が、おとなしく待てるわけがない!
そして、親の私たちも行列に並ぶのがきらい…
ということで館内に入るのは諦めることにしました。
原爆ドームを眺めて、その後は公園内を少し散策しました。
本川公園
そしてそのあとは、体を動かしたいという子ども達の希望で、駐車場近くの児童公園へ行くことになりました。
わざわざ広島まで行って、児童公園で 滑り台やブランコで遊んだのです。
すごくないですか!?
でも、ここで遊んだことがとても楽しかったらしく、5歳の末っ子などは「公園が一番楽しかった」と帰ってきてからも言ってました(汗)
公園の近くにはスーパーがあったので、そこで名物「もみじまんじゅう」を買ってきておやつタイムにしました。
クリーム、チョコ、あずき、抹茶とレモンケーキ。
どれもちょっとずつ分けて味見しましたが、全部美味しかったです。
でも私の一押しは、やっぱり定番のあずきのもみじまんじゅうかな!?
いやぁ。ますます近所の公園で遊んでいる気分です。
あとから調べてみたら、ここは「本川公園」というそうです。
小さい子ども連れで観光に来られた方、北側の橋を渡ってすぐなので、よかったらどうぞ(笑)
こんな風に、いきあたりばったり、楽しければいいんじゃない!?という精神で挑むのが車中泊旅行を楽しむ秘訣です(笑)
尾道市
夕食は尾道ラーメンを食べたいと考え、尾道市へ向かいました。
少し早めに出たつもりだったのですが、到着すると午後6時前。
ちょうど混み始めた時間になったのか、お店の前はどこも長蛇の列!
尾道ラーメンは行列回避で焼肉へ
恐るべしゴールデンウィーク…。
またしても諦めて、別の場所へ移動しました。
この時間からは、名物料理の場合は、どこへ行っても きっと並ぶだろうとの考えで、どこかファミリーレストランなどにしようかと妥協策を考えました。
そして選んだお店は、「焼き肉の牛角」
車中泊の旅という貧乏旅行にしては贅沢なチョイスですが、それには理由がありました。
この時ちょうどメルペイが 50%還元のキャンペーンをやっていたのです。
その利用可能なお店の一つとして「牛角」がありました。
登録したばかりのメルペイを試してみたいという気持ちもあり、晩御飯は牛角で焼肉ということになったのです。
しかしこのメルペイで大変な目にあったのですが、それはまた別の記事でまとめたいと思います。
書きました!
アンドロイドSIMフリースマホではメルペイが使えない!?必須設定はiDアプリとおサイフケータイ!!
あ、焼肉は地元で食べるのと同じで美味しかったですよ(^^)
尾道 平原温泉 ぽっぽの湯
食事のあとは温泉へ。
尾道にある、「平原温泉 ぽっぽの湯」へ行くことに。
温泉はゴールデンウィークということもあり、やはりとても混んでいました。
敷地内にはコインランドリーもあり、お風呂に入って洗濯もできるという便利さからか 、キャンピングカーが何台も止まっていました。
そう。
車中泊ヒエラルキーの頂点に君臨している方々です。
うらやましい!わが家もいつかきっと…!!
と、横目でながめつつ温泉館内へ。
施設の広さはそこそこですが、露天風呂が 種類豊富で充実しており 子供はとても喜んでいました。
つぼ湯がいくつもあり、末っ子とふたりだけで空を眺めながら入ったお風呂はサイコー!
日帰り温泉でも充分に「温泉気分」を満喫できました。
平原温泉 ぽっぽの湯
営業時間 10時~23時
大人(中学生以上)800円
子人(4歳~小学生)400円
幼児(3歳以下)無料
参照URL 尾道平原温泉 ぽっぽの湯
道の駅クロスロードみつぎで車中泊
仮眠のために立ち寄った道の駅「クロスロードみつぎ」
夜なので、何もかも閉まっていましたが、昼間ならランチバイキングなどがある人気の道の駅のようでした。
海辺にも道の駅はたくさんあるのですが、なぜわざわざ内陸部にある、ここを選んだのかというと理由があるんです。
海辺の道の駅は幹線道路沿いということもあり、車の出入りが激しかったり騒がしかったりするだろうと考えてこちらを選んだのです。
それに、波の音が気になるかもしれない。
普段ならそこは気にしないのですが、さすがに車中泊2日目。
しかも、前日はあまり眠れなかったということで、静かな場所を選んだのです。
そして、後ろの座席をフラットにして、夫が運転席、中学生の長男が助手席、私と小学生の次男と幼稚園児の娘が3人並んで川の字になって寝ました。
おかげでこの日はぐっすり眠れました。
参照URL 尾道市の道の駅クロスロードみつぎ
愛媛県:しまなみ海道
実は、しまなみ海道では、以前サイクリングをしたことがあったのです。
上の子どもふたりがまだ幼児だった8年前に、チャイルドシートの付いた自転車を2台借りて、多々羅大橋を渡ったのです。
その時も車中泊でいきました。記事にも少し書いていますのでよかったらどうぞ
参照記事:関西で子どもと車中泊!今まで行ってよかったところ5つ
大島よしうみサイクルターミナル
今回は違った橋を渡ろうと、しまなみ海道の一番愛媛県に近い側にある大島に行きました 。
その大島の中にある「道の駅よしうみ」
そして、その道の駅よしうみの中にある「よしうみサイクルターミナル」を目指して行きましたが、以前私たちが自転車を借りたサイクルターミナルとは、全く違っていました。
まるで小さな小屋のような受付の横に、個人のお宅の駐車場のような ガレージがあり 、その中にレンタルサイクルが入っていたのですが、その数なんと20台ほど!
とてもじゃないけれど大人数の行列に対して台数が足りません(汗)
大人用7台、電動アシスト 2台、子供用9台、スポーツタイプ5台。
たったこれだけです。
以前私たちが自転車を借りたところは多々羅大橋の近くにある、上浦レンタサイクルターミナルというところでしたが、そちらはもっと多くの自転車が 置いてあったように思います…。
しまった。そちらにいけばよかった…。
とにかく1時間並んで借りられなかったのは残念でした。
お店の方は、余裕がないのか事務的なのか、並んでいるお客さんに対して気遣いがなかったです。
「台数はこれだけなので、〇〇人以上の方は借りられませんよ」
というアナウンスが事前に欲しかったです。
まあ、普段の暇な時期ならこんなことはないのでしょうけど、GWなど繁忙期に行かれる方はご注意ください!
参照URL ~瀬戸内しまなみ海道の道の駅~
偶然みつけた秘密の浜辺
あてが外れて行き先を見失った私たちは とにかく島を一周してみることにしました 大島は名前通りになかなか大きな島で、一周するのに車で30分以上かかりました。
子ども達の希望で少し海に入ってみることになり、海岸沿いを探しました。
島の北側に、砂浜と岩場のある場所を発見!
浜辺の水は透明で、魚がちらちら泳いでいて、とても美しい海です。
岩場にはカニや貝がたくさん隠れていて、子ども達は夢中で探していました。
今回の旅では、ここでの滞在時間が一番長かったかもしれません。
偶然見つけた秘密の海でのひととき。
いきあたりばったりの旅の醍醐味です!!
2時間ほど遊んでから、海を離れて帰る方へ向かいます。
岡山県:笠岡市平成町 笠岡総合スポーツ公園
帰る道すがら、体を動かしがてら休憩しようということになり、ちょっと大きな運動公園に立ち寄りました。
笠岡総合スポーツ公園
なんと偶然見つけたその公園は、平成町という所にあったのです。
今年のGWは平成から令和に移り変わる、変動の時でした。
そんな令和2日目に平成を振り返る旅が図らずもできてしまいました(笑)
この公園は大型の遊具もあり、広々としたグラウンドもあり、大きな子供も小さな子供もみんなが楽しめる素敵な場所でした。
持ってきたボールやスケボーで思い切り体を動かしてリフレッシュしてから、帰路へ。
赤穂市:赤穂らーめん麵坊 本店
大阪へ帰る道すがら、せめて何か名物料理をと考えましたが、帰りの道中に寄れるところは限られており、結果、赤穂市に立ち寄ることになりました。
そして、その場でネットで探したのが、「赤穂らーめん麵坊」でした。
ここは播州赤穂駅前にあり、お店はここだけのようなのです。
そして冬場には「牡蠣らーめん」なるものがあるそうで、かなりそそられましたがシーズンオフということで食べることはできませんでした。
しかし通常のラーメンも、海鮮ベースのあっさり塩味でとても美味しかったです。
このお店は、ショッピングセンターの中にあるので車も停めやすく、午後5時ということで時間帯が早かったせいか店内も空いていて、広々過ごせてとても居心地が良かったです。
大阪に帰宅
2泊3日、厳密に言うと1.5泊2日の車中泊の旅。
広島から大阪の自宅へ帰宅したのは夜の9時を回っていました。
目的を遂げられなかった場所もありましたが、できなかったからこその楽しみ方もありました。
「いきあたりばったりの車中泊の旅」
子どもが小さいうちしかできません。
1度挑戦してみませんか?(^^)
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