遅延と台風が重なり空港内に足止めされること30時間!1日半を過ごすことに!
LCCのエアアジアXを利用して旅行したときの帰路での出来事だったのですが、遅延による深夜の乗り継ぎ不可能のため、宿泊ホテルを用意してもらったことがあったんです。
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しかし、次の日に振替えで乗ることになった便が、日本に近づいていた台風のため欠航。
結果、遅延と台風が重なり空港内に足止めされること30時間!
LCCエアアジアXで台風による欠航で、どのような対応をされたのか!?
1日半を空港で過ごすことになった3人子連れ旅の顛末やいかに!!
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台風で欠航になる直前には遅延でホテルに宿泊
日本に近づいていた台風の影響による欠航という事態になる前にもトラブルがありました。
実は搭乗予定のエアアジアXの遅延による乗り継ぎ不可能という航空会社側の問題により、補償のホテルを用意してもらっていたんです。
そのときのホテルの記事
そして翌日、振り替え便に乗るために空港へ戻ったところ
エアアジアXのカウンター職員から
「日本に近づいている台風の影響で欠航になります」
とのお言葉が!
台風通過後の便は15時間後
日本での台風通過後に振替えできる便は16時間後の翌早朝の4時発になると言われました。
この時まだ朝の10時。
どうやって時間を潰そう…
前日からの睡眠不足で、私も子どもたちもクタクタ。
できればもう少し眠りたい。
その事をエアアジアXのカウンター職員に伝えると
「これ以上ホテルなどの補償はできない」
台風という自然現象のためなのか、1泊の補償はしたのでこれ以上無理なのか、はたまた深夜ではなく日中がほとんどだったからか…。
私の英語力が貧しいのと、相手の訛りがきつかったことでよくわからないまま、とにかく何もしてもらえない。
ただ待ってるしかないということだけはわかりました。
クアラルンプールの名所ツインタワーが見たい!
アクシデントとはいえ、せっかくマレーシアのクアラルンプールに滞在する時間ができたのだから、市内にでて観光してみるのはどうか?
有名なツインタワーも見てみたい。
しかし、実際のところ昨夜からほとんど眠っておらず朝から疲労困憊でとても市内へ繰り出す元気はない…。
子ども達も同じく、いつもならはしゃぎ回っているところが、床に座り込んでじっとしている…。
これは無理しない方がよさそうです。
仮眠を取れる場所を探す
子ども達を少しでも休ませたいと思い、仮眠が取れる場所を探しました。
しかし、ベンチはどこもデコボコしていて眠るのには適していない。
そもそも人通りが多く、落ち着かないので昼間の空港で仮眠するのはとても無理。
ホテルを探す
また先ほどのホテルに戻って部屋を取るか…?
いやいや、ホテルまでの往復のタクシー代金+ホテル代金を考えるとバカにならない金額になってしまう。
そして、夜中にチェックアウトしなくてはいけない…。
もしも寝過ごしてしまったら??
あまりよい方法とは思えません。
あ、そうだ!
空港内のホテルなら楽なんじゃない!?
空港内には2つのホテル
空港内には直接繋がっているホテルがありました。
Sama-Sama Express
これは便利!
移動に時間もお金もかかりません。
しかし、ネットで宿泊料金を調べてみたら、なかなかお高い…
さらにネットで検索してみると、どうやら空港内にはもうひとつホテルがあるようでした。
KILA空港内のカプセル・トランジット(CapsuleTransit)
空港内にはカプセルホテルもあるようでした。
カプセル・トランジット(CapsuleTransit)
まだ昼間だということもあり、ベットの空きがたまたまありましたので、そこの12時間パックを利用することに。
ここの料金体系はちょっと変わっていて、何日~何日ではなく、時間単位でベットを借りるのです。
うちのように仮眠として使いたいという要望にも答えてもらえるんです。
私と幼稚園児の娘。
小学生2名の合計2ベットを借りることにしました。
カプセルホテルの中はとてもおしゃれで驚きました。
そして、寝心地も悪くなかったです!
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カプセルホテルを出て深夜の空港へ
12時間パックのカプセルホテルのチェックアウト時間は、深夜の11時過ぎということになってしまいました。
明け方の搭乗時間までの4時間ほどを、深夜の空港で過ごさなくてはなりません。
はじめは興奮してはしゃぎ回っていた子ども達でしたが、12時を過ぎる頃には電池が切れて静かになっていました。
食欲はありませんが、ゆっくり座れるという理由から、マクドナルドでポテトとドリンクを注文しました。
座席でうとうとする幼稚園児の娘。
テンションが下がったまま静かに黙々と食べている小学生2人。
そして、私も小学生の子ども達も眠ってしまいそうになると
「ごめんなさい。ここで寝ては困ります」
と声かけされてしまいました。
お店で寝るのはいけないようです。
そりゃそうか。
早めに搭乗手続きをして搭乗口前で寝る
もうこうなったらさっさと搭乗口まで行ってしまおうと、搭乗手続きが可能になるやいなやチェックインして搭乗ゲートまで進んで、そちらで2時間(!)近くを過ごすことにしました。
ここならイスに座ったまま寝てしまっても、搭乗時間が来たら起こしてもらえるかとの期待もありで(笑)
ほんとうに長かったクアラルンプール国際空港での1日半でした。
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