LCCの深夜便は遅延があっても補償がないので心配!【結果】ホテルを用意してもらえました
LCCを利用したいけどトラブルがあったときの補償が心配ですよね?
私が以前、子ども連れでエアアジアXを利用したときのことなのですが、出発地からのの遅延により、経由地のクアラルンプールで乗り継ぎ便に間に合わなかったことがあったんです。
その時に、LCCの航空会社であるエアアジアXの補償で用意されたホテルに泊まることになったということがあったんです。
LCCを利用するからには、何も補償が無い!ということを覚悟していたので、とてもうれしかったです。
しかも、宿泊したホテルは、想像していたよりも快適なところでしたし。
ですが…。
その補償されたホテルを獲得するまで、かなり難航しました。
そして、よく理解していなければ損をしてしまうな!と感じたことがありました。
エアアジアXに乗った時に実際に遅延があり、乗り継ぎ出来なかったときは
こんな風な対応でした!
こんなホテルを用意されましたよ!
という体験談を写真を交えてお伝えします。
これから乗る予定のあるかたや、これから予約をするか迷っている方の参考になると幸いです。
エアアジアXバリ島発クアラルンプール経由関空行きが遅延
子連れ旅行でバリ島発クアラルンプール経由関空行きの便を利用した時に遅延があり、乗り継ぎができないという事態になってしまいました。
クアラルンプールでの乗り継ぎは、一時間30分と、もともとタイトだったところへ一時間の遅延のため、乗り継ぎ時間は正味30分!飛行機を降りてすぐに、焦って走ってみたけれど、結局乗り継ぎ不可能という扱いにされていたことをインフォメーションカウンターで知らされることになったのでした。
インフォメーションでの対応
どこに行って何を聞けばよいやら、まったくわからないまま周りの人をチラチラと偵察していると、どうもひとつのカウンターに向かっているようす。
それはインフォメーションの窓口でした。
そこで、こんな指示をもらいました。
「2階の出発ロビーのエアアジアXのデスクがある○番カウンターへ行け」
出発ロビーに行くということは、入国審査場を通過しなくてはならないということです。
入国手続きの行列
深夜にも関わらず、入国審査場はなかなかの行列でげんなりしました。
しかし、流れがスムーズだったので、それほど待たされることはなくマレーシアに入国できました。
行列の前の方に、同じ便に乗っていた日本人を1人見かけたので話しかけたい!教えてほしい!と思いましたが、見失ってしまってしまいました。
次は、出発ロビーに向かいます。
出発ロビーのカウンターは無人
教えられて行った出発ロビーのカウンターには誰もいません。
深夜で人も少なく不安…
ここで待っていると係りの人が来てくれる
と信じて待つしかないのか?
同じ便の乗客らしき韓国人グループに声をかけるも
「私たちもわからなくて不安」
というような返事が返ってきただけ。
不安でソワソワしていると、マレーシア人の女性が声をかけてくれて
「ここで待っていれば大丈夫。そのうち誰か来るから」
と教えてくれました。
この女性は、昔、日本の大学に通ったことがあったので、懐かしくて声をかけちゃった!と話してくれました。
不安な私につき合って、しばらく日本のことやマレーシアのことについての世間話につき合ってくださいました。
こんな風に、すてきな出会いや思わぬ手助けがあるのが旅がやめられない理由のひとつなのだと思います。
その間、子どもたちはすっかり疲れて、床で眠ってしまいました。
2時間後のチェックイン時間にやっと開いた搭乗カウンター
子ども達が眠っている床の横に、私も座り込んでうとうと…。
座席はでこぼこして眠りにくいのと、カウンターに誰か来たことに気づかなかったら嫌なので、すぐ近くに居ることにしたんです。
1時間近くそのように過ごした頃、次の便の搭乗手続きの関係で出勤してきたスタッフが、ついでのような仕事ぶりで私たちを集めました。
この時、すでに深夜の2時を過ぎていました…
眠い。
説明、手続き、用意された車への移動などでここでも小一時間かかりました。
空港を後にする時の時刻は深夜の3時になろうとしていました。
ワンボックスカー2台に分乗
タクシー乗り場では、エアアジアXが補償のホテルに向かうための車を用意してくれていました。
ハイエースのようなワンボックスカー2台に分乗して移動します。
深夜のため、同乗者はみんな疲れはてた顔になっていました。
空港からホテルまでは30分ほど。
子ども達はうとうとしていましたが、私は目が冴えてしまって車中でも眠れませんでした。
空港から車で30分のスリランジットホテル(SRI LANGIT HOTEL SDN BHD)
クアラルンプール国際空港から車で30分の距離にある、エコノミータイプのホテルを用意されました。
1人1泊2000円以下という価格のわりに清潔で快適。
あ、もちろん私たちは航空会社が支払ったので無料で泊まりましたよ!
スリランジットホテルに宿泊したときの感想の記事です
【スリランジットホテル(SRI LANGIT HOTEL SDN BHD) 】
住所:Jalan 11, Bandar Baru Salak Tinggi, 43900 Sepang, Selangor, マレーシア
参照:スリランジットホテル(SRI LANGIT HOTEL SDN BHD)
スリランジットホテルに到着したのは明け方
エアアジアXが用意してくれたホテルに到着したのはもう明け方も近い3時半を過ぎた頃でした。
見た目も設備もちょっとましなビジネスホテルといった感じです。
大人1人と小学生2人、それに幼児が1人なので、2部屋が用意されていました。
すぐに部屋に入りましたが、私も子どもたちも興奮で気が高ぶり、眠れそうにありません。
お腹が空いたと言い出した子どものためにお土産用にバリ島で買っておいたバクソーのカップラーメンとチョコレートで小腹を満たすことに。
食べると、簡単にシャワーを浴びて、小学生の子ども達、私と幼稚園児の娘の2部屋に分かれて眠ることにしました。
早朝にふたたびクアラルンプール国際空港へ
次の日は、朝の便に振替えされるということで、9時に空港に到着するように言われていました。
ほとんど眠れないまま眠い目をこすり、食欲も湧かない中で朝食を食べて朝の8時にはホテルを後にしました。
空港へ向かう車中で、昨夜の入国審査場で並んでいた日本人女性と一緒になりました。
彼女の話によると、案内されたエアアジアXの搭乗カウンターに向かったけれど誰も居なかったので、仕方なく自分でタクシー代を払ってスリランジットホテルまで来たのだということでした。
タクシー代は自腹だったそうなので
「損しちゃった!」
とおっしゃっていましたが、あのとき2時間も空港で待たされていた苦痛を考えると、その方が賢い選択だったのでは?という気がします。
エアアジアXの対応が遅かったのが残念
結局、ホテルに滞在していた時間は、実質4時間半ほどでした。
滞在時間がもう少しながければ、ゆっくり眠れて疲れも取れたのに…
エアアジアXの対応がすべてにおいて遅かったのが残念でした。
こういうところがレガシーキャリア(従来からある大手航空会社)との違いなのかもしれません。
補償はなにもないと思っていたところへ、ホテルを用意されたと喜んでいましたが、かなり疲れる結果となってしまいました。
理由あって次の便にも乗れず
そしてそして。
今回の旅行は運悪く、日本に台風か近づいていた時でした。
マレーシア付近は影響ありませんでしたが、日本へ向けての便が軒並み欠航しはじめて…
私たちの振替え予定だった便も、敢えなくキャンセルとなりました。
そんな理由から次の便にも乗れなくなってしまったのでした。
その続きの顛末はこちらからどうぞ