深型(ディープ)サイズと標準(ミドル)サイズで迷ったときの決め手は調理器具の大きさ!?
わが家は6人家族
現在わが家は、夫婦と小学生の子どもがふたり、幼児がひとりに加えて夫の父親である義父が一緒に住んでいます。
毎日大量の食事作り。そして、そのあとの食器洗い…。
これからどんどん大きくなる子ども達。
ますます増えるであろう食事にまつわる手間の数々。
義父と同居することが決まり、義実家を建て替えることになった時に、この悩みを解決するべく食洗機の導入を検討することにしました。
その結果、標準サイズを選んだのですが、その理由は食洗機のことをよくわかっていなかった時には、想像もつかないものでした…。
これから導入を検討されている方の参考になるとうれしいです。
新築時に食器洗い乾燥機をつけることに
新築の依頼をした住宅メーカーでは、標準装備として、ビルトインの食器洗い乾燥機がついていました。
システムキッチンのメーカーをまず選んで、そのメーカーのキッチンについている食洗機のメーカーは決まっていて、食洗機だけを変更することはできないということでした。
キッチンのメーカーは、パナソニック、リンナイ、タカラスタンダードから選べます。
その中で、掃除のしやすさや収納などを考えて、わが家はタカラスタンダードを選びました。
その、タカラスタンダードのキッチンには、標準仕様で三菱の食洗機が装備されているということでした。
普通サイズと深型サイズで迷った
これまで食洗機には縁の無い生活だったので知らなかったのですが、食洗機にはサイズがあるんですね。
標準(ミドル)サイズと深型(ディープ)サイズ。
その三菱の食洗機にも、ふたつのサイズから選べるようになっていました。
差額は7万円程度。決して安いとはいえません。
当初は
いやー。これから家族が増えるのだし、深型サイズ一択でしょ!!
と、考えていましたが、いろいろと調べていくうちに迷いがでてきました。
その理由はこういったことからでした。
標準サイズのメリット
標準サイズの食洗機の場合のメリットはこうです。
- 深型サイズほどたくさんは入らないがその分収納が多くなる
- 食洗機の下に引き出しがついており醤油やみりんなどの1リットルサイズが立てて入れられる
- 追加料金なしで取り付けできる
ようするに、収納が多いのと価格が安いということ。これは助かる。
標準サイズのデメリット
標準サイズのデメリットもあります。
- 主に皿や茶碗しか入らない
- 炊飯器や鍋、フライパンは入らない
ようするに、手洗いと併用しなくてはならないということですね。
せっかく食洗機あるのに…え?って気持ちになりそうです。
深型サイズのメリット
では逆に、深型サイズのメリットを考えてみましょう。
- 深型サイズは普通サイズよりも当然一度にたくさん洗うことができる
- ものによっては鍋やフライパン、ボール、炊飯器なども洗うことができる
一度にすべてを入れることができる!これはありがたい!
深型サイズのデメリット
今度はデメリットを考えます。
- 食洗機が大きくなったその分、収納が少なくなる
- 標準仕様ではないために追加料金が必要
- 鍋やフライパン、炊飯器、ボールのすべてを食器と一緒に1度ではムリ
大家族になると、鍋やフライパン、調味料も大きいものを使うことになるので、収納は絶対に多い方が助かります。
そしてこちらは、価格も高い。しかし、日々の「ラク」を考えると必要な出費なのかも…?
それに鍋類も、いっぺんにムリだったら結局手洗いのものも出るってことか…。
うーん。どちらも一長一短。迷います…。
選んだのは標準サイズ
そして悩んだ結果、わが家が選択したのは深型サイズではなく普通サイズのものを選んだのでした。
その理由は、わが家の使っている調理器具のためなのでした。
標準サイズを選んだ決め手は調理器具の大きさ!
そう。
標準サイズを選んだ決め手は調理器具の大きさだったのです。
わが家は、家族が多いために、一度に大量の料理を作らなくてはなりません。
食べ盛りの男の子ふたりを含む6人家族なのです。
想像してみてください。鍋のサイズを。
はい。こちら。わが家が実際に使っている鍋とフライパンです。
3口のコンロなのですが、3つ目が使用不可の状態です(汗)
深型食洗機の場合、鍋やフライパンなども含めて、多く洗えるといっても、それは標準的なサイズのものの事を指しています。
わが家が一番よく使用しているフライパンは直径33cm。鍋は30cm。
炊飯器は一升炊き。
そもそも入らねえ(汗)
なので、鍋やフライパンが少しでも入るか入らないかなんて、悩む必要ナシだったのです。
ひとつも入らねえから!
というわけで、食器だけなら6人分でもなんとか入るということで、標準サイズの食洗機を選ぶことになりました!
標準サイズのビルトイン食洗機を設置して3年の感想
標準サイズのビルトイン食洗機を設置してから3年経ちましたが、ほんとうに食洗機をつけて良かったと思います。
そして、標準サイズで充分でした。
どっちみち、鍋やフライパンは手洗いしなくてはなりませんので、6人分の食器でしたら充分入ります。
この写真の状態で、上から皿を数枚かぶせて洗います。
コップ類の下には茶碗と汁椀と小皿が入ります。
1日2回大活躍
大体、1日2回使っています。
朝食の食器+お弁当箱1人分+水筒+コップ類 で夕方に1回目
夕食の食器+コップ類で夕食後に2回目
だいたいこの2回使えば、手洗いすることはありません。
※調理の鍋類は手洗いです。
食洗機をつけたメリット
もうメリットしかありません。
毎日かかさず使っています。無かった頃には戻れません。
この量の食器をこれから毎日洗えと言われたら絶対ムリですと言いたくなります。
それから、熱湯を使って洗うので、油汚れがめちゃくちゃ落ちる!
食洗機をつけたデメリット
あ、ひとつだけよくないことがありました。
ちょこっと飲んだコップやマグカップなどをシンクにそのままにしておくクセがついてしまったことです。
あとで食洗機に入れたらいいや~、ということで、ついついそのままにしてしまう。
正直、デメリットというほどのものではないかもしれませんが(笑)
あとは、電気代と洗剤代がかかることです。
しかしその分、使用する水が少なくなるために水道代が安くなります。
そして手洗いでもお湯を使うのなら電気やガスを使うことになるので、その費用もかかるでしょう。
その比較が気になりネットで調べてみると、
わが家のように一日2回使うのなら18700円の節約になるそうです!
わが家の節約額シミュレーション! | 食器洗い乾燥機/食器洗い機 | Panasonic
あ、なんだ。これもメリットやん(笑)
というわけで、家族が多くても食洗機は標準サイズで大丈夫!
いや、むしろ標準サイズの方がメリットが多いよ!という体験談でした。
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