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赤ちゃんは迷惑!?深夜便のLCCスクート幼児連れ搭乗体験記【タイ子連れ旅9】

 飛行機の深夜便で乳幼児や赤ちゃんなどの小さな子どもは大丈夫か心配でしたが…!

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 格安航空会社のLCCのひとつ、スクートに乗った時の体験談です。

航空機の遅延のために予定が変わってしまい、深夜発の便に乗ることになってしまいました。

幼児を含めた子どもを3人連れて、突然の深夜便ということでとても不安でした。

心配だったのは

  • 子どもが泣かないか
  • 離陸時の気圧の変化(子ども)
  • 狭い座席でちゃんと眠れるか(親)
  • 寒くないか

ということでした。

でも結果的に、案外大丈夫でしたというお話です!

 

こちらのタイ旅行の記事は連載になっています。

本文の最初に前回の記事、最後に次回の記事を載せていますのでご利用ください。 

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幼児はベンチで爆睡

搭乗ゲートに到着。

眠いのを我慢して、グズりながら歩いたり抱っこされたりで頑張ってここまで来た末っ子のムスメ。

時間は深夜0時前。とうとう限界が来て、ベンチで爆睡。他所のお子さんたちも、小さい子はみんな同じようにベンチで爆睡。いつもの寝る時間をとっくに過ぎてるもんね。そりゃそうなるわ。

おにい達は興奮のためか、まだまだ眠くないようなので寝ているムスメちゃんを見守るため、交代でトイレに行くことに。

大混雑の女子トイレ

搭乗前の女子トイレは完全に洗面所と化して、歯磨きやメイク落としのためにすんごい行列!これから快適に眠るために、私も後で並ばねば。しかしトイレの方は、行列も短くすぐに済ませることができました。

その後、男子トイレに行った子供たちに聞くと、そんなに混んでなかったそうです。歯磨きは同じだけど、メイク落としや洗顔にかける時間が違うもんね~。

男は楽でいいなぁ。男だらけの我が家なので、日々感じることだけど、こんなときにも再確認。

そして今度は交代で歯磨きに行き、その後はお土産ものを眺めたりして過ごしました。

売店での周りの乗客の様子を見ていると、水を用意している人が多いことに気がついた。売店でお水を買っている人も多いし、空のペットボトルにウォータークーラーのお水を入れている人もいる。お水は機内で買うと高いので、夜中に喉が乾いた時のためかな?うちも1本だけ買っておくことにしました。

機内持ち込みは禁止されているので、咎められたら捨てなきゃなりません。ですので、持ち込めたらラッキー程度に考えた方がよいと思います。

そんなことをしているうちに、そろそろ搭乗時間に。

眠っているムスメちゃんを寝たままトイレに担いでいき、オシッコをさせました。歯磨きは今日は省略。

子ども連れの搭乗は優先してもらえます

搭乗ゲートの前に行くと、まだ搭乗のアナウンス前なのに黒山の人だかり。ムスメちゃん抱っこでこの列に並ぶのはキツイ。

これは、最後に乗るか最初に乗せてもらうしかない。

事前にネットで得た情報によると子連れは優先してもらえるらしい。

しかし、お子さん連れはお先にどうぞーという案内はありません。自分から行くしかないです。

深夜1時の搭乗時間になり、プレミアムシートの案内が出るやいなや、職員さんにスススーっと近より、子ども3人連れて、しかも一人抱っこしてめっちゃキツいんですわ!ってな内容を、超絶簡単な英語と、身振り手振り&表情で訴えると

「あ、はいはいどうぞー」って感じで乗せてもらえました。

そして、お水もノーチェックでした。

後から乗ってきた人もお水を持ってきてる人が多かったので、少量なら大丈夫だったみたいです。

幼児の座席は保護者の隣

早めに乗れたので、荷物もゆっくり仕舞うことができてそれぞれの席に着席。

窓際がいい!!あかん!俺が窓際や!!

と、兄弟が喧嘩することを想定していたのだけど、疲れのためか眠いのか、おにいがあっさりちいにいに窓際を譲ってくれました。

「次の飛行機は絶対俺が窓際やからな!!」と、やっぱり捨て台詞はありましたが。

そして、私とムスメちゃんは隣同士に座るよう、CAさんに言われていましたので、

窓際から、ちいにい、ムスメちゃん、私。

通路を挟んで、おにいひとり。の順番で無事に着席。

ベルトを締めて、準備万端で離陸を待ちます。

夜の機内はみんな即寝るモード。殆ど話をする人もおらず静かです。

子ども達がやかましく揉めなくて、本当に助かりました。

私たちも、寒い寒いとウワサのLCC 機内のために持ってきたウインドブレーカーを着こんで、靴下を履いて寝る準備を整えました。

 離陸時の気圧の変化も寝ているので問題なし

時刻は12時50分。

さぁ、いよいよテイクオフです!!

ムスメちゃんは、完全に夢の中。

離陸の時に怖がって「抱っこ~(泣)」となったらどうしようって心配していたけれど、よかったぁ。 

機内に乗客全てが乗り込み、着席するころには窓際で離陸を楽しみにしていたちいにいも、うつらうつら。
それでも時々、ハッ!と目を覚まし、窓の外をキョロキョロ。

しかし飛行機が動きだし、いよいよ離陸!という頃には完全に夢の中なのでした。

楽しみにしていたのだから、見せてやろうと起こしても、寝ぼけながら窓の外をチラッと見て、また寝てしまいました。

おにいの方も、窓の外を気にして首を伸ばしていたけれど、飛び立つ直前にダウン。

ジェットエンジンの爆音の中、3人とも完全に眠ってしまいました。

飛行機が飛ぶ瞬間の、子ども達のリアクションが楽しみだったんだけどなぁ。ちょっと残念。

食べられなかった深夜の機内食

さて、無事に離陸したので、私もそろそろ寝ようかしら。

今日は本当に長い1日だった。楽しみだけれど、大変な1週間の始まり。

明日のためにも(いや、もう今日か!?)しっかり眠っておかなければ!と、目を瞑ってウトウトしたところで

「ミールサービス」と肩を叩かれ、起こされる。

そうだ。事前申し込みで機内食を頼んでいたのだった!

予定では18:00発の便だったので、子ども達が機内で何か食べるものを欲しがるんじゃないか?

どうせ買うなら事前予約なら飲み物がオマケでついてくるのでその方がお得やん!?と思い、注文しておいたのでした。

LCC のルールとして、一切のキャンセルは不可。どうせ返金はされないという気持ちから、遅延が決まった時も、機内食のことはすっかり忘れていたのでした。

後から思えば、チェックインのカウンターでごねて意見してみればよかったかも。

こんな夜中に食えねーよ!と。

とにかく機内食を受けとるために、ちいにいの席と私の席の2ヶ所にテーブルを出して、ラップサンドと飲み物を置いてもらうことに。飲み物はコーラをチョイス。

眠くて頭が回らなくて、他の飲みものは水とコーラ以外に何があったのかよく覚えていません。

ラップサンドは一箱に2つ入っているので、シェアすればいいかと考え、4人で2箱の注文をしていました。

なのでラップサンドが2箱とコーラが2本。よかった…人数分注文しなくて。不幸中の幸いです。

周りを見渡すと、ポツポツと同じように機内食を受け取って居る人がいましたが、とても少なかったです。みなさん経験からこういう事態を想定されているのでしょうか?私も次回は、機内で直接注文する形をとろうかと考えました。

ラップサンドを前にして、夜中なので食欲ゼロ。当然食べられる訳もなく、そのままお持ち帰り。つっても機内持ち込みのカバンはパンパンだから、どうやって持ってでるか!?

いや、そんなことは降りるときに考えて今は寝よう。最悪置いていけばいいんだし。って、そんなの悔しすぎるけど!

そんな脳内会議があり、私がやっと眠れたのは、2時を過ぎた頃でした…。

その後、持ち出した機内食に助けられました!その時の記事

 

深夜便に泣いている赤ちゃんはいなかった!

機内では騒ぐ子どももいないし、泣いている赤ちゃんもいない。

搭乗ゲートには、赤ちゃんも子どもも沢山いたので、乗っているに違いないのに。

うちの子も静か。よその子も静か。誰も気を使うこともなく、本当によかった。

いつも眠っているはずの時間だからぐっすり眠っているのか、泣いたりぐずったりの声はどこからも聞こえてきませんでした。

赤ちゃん連れで、これから搭乗予定のあなた!赤ちゃんが泣いては困ると考えておられるかもしれませんが、深夜便は案外寝てくれて気を使わずに利用できるかもしれませんよ?

静かな機内はよく眠れた

終始、静かだった機内。

事前に想像で懸念していたより、ずっと快適な深夜便なのでした。

心配していた座席の狭さも、想像よりも広かったので私は快適でした。

5時間半のフライトで、眠れたのは4時間程度。

もっと長く眠れたら嬉しいんだけど、それでもまとまって眠れたことで随分体力的に助かった。

それから、5時間ものフライトでバッテリーの心配をしていたタブレットやスマホ、子どもの3DSなんかの電子機器の充電は、使わなかったため問題なかったです。

機内での退屈しのぎに必須のアイテム達だけど、予備バッテリーを持ってこなかったので、充電が空になったらアウトだったのでした。

機内の寒さ対策は大切!

到着予定時刻が近づき、機内の照明が灯りました。

乗客達が目を覚まし、ざわめき始めても子ども達はまだまだ夢の中…。

ブランケット代わりの羽織ものを畳んだり、靴下を履き替えたりと降機に備えて準備する人びと。

後、ほんの10分程でバンコクに到着する。

私も慌てて寝るときのために着ていた衣類をまとめ、子ども達の分も一人ずつ脱がしてはまとめ、脱がしてはまとめ…。

その間も、3人とも爆睡で起きる気配なし。

子供たちにとっては、寝てる間に自動的に着ていたものが畳まれて仕舞われているのだ。

いや、寝る前も半分寝ながら着せたから、寝ている間に着ていたもののことは、全く覚えていないかも。

機内は寒いとのネット情報を聞き、風邪をひいては大変と、全員分のウインドブレーカーを手荷物の中に入れておいて、ほんとうによかったです。おかげで寒さで目をさますことも、風邪をひくこともなく無事に過ごせました。

眠ってしまう深夜便は、体温も下がるので寒さ対策は大切だと感じました。

5時間半のフライトでは起きられない幼児

そうやって、4人分の全ての段取りを終えて後は降りるだけになり、子ども達を起こすことに。

5時間半のフライトでは、全然寝足らないので当然起きない子ども達。うらやましい。私ももっかい寝たいわ(笑)

こんな風に、後先の段取りを全く考えないで行動してたのっていつ頃までだったろう。

そんな頃には、何を考えて何を感じてたんだろう。遠い昔すぎて覚えていない。

それでも、寝ている子どもの顔を見ていたら思い出した事がある。

私の子どもの頃は(昭和40~50年代!)飛行機に乗ることなんて無かったけど、盆正月には車で郷里に帰っていた両親。

昼間の渋滞を避けるために深夜に出発なんてことも多かった。

暖かい車内で寝ているところを

「着いたよ!」とドアを開けられ、冬は雪の降る車外へ出るのが嫌でよく泣いていた。

抱いて家の中に連れて入ってもらい、敷いてある布団に寝かせてもらうのだけど、1度冷えた体はなかなか温まらなくて、目が覚めてしまったのが悔しくていつまでも泣いていた。

そんなときに思っていたのが

「もっと寝ていたかったのに!こんなとこ来るんじゃなかった!!」だった。3人に泣かれたらどうしよう(笑)

「着いたよ!」と起こすと、おにいとちいにいは

「もうここ外国なん!?すげー!」

と、まだ真っ暗な夜明け前の窓の外を見て、嬉しいリアクション。

ムスメちゃんは、やっぱり全く起きないので抱っこしかないか…。

とにかく飛行機は着陸!バンコクに到着しました!!

子連れの深夜便はこうでした

  • 子どもの歯磨きは寝てしまうので早めに
  • 搭乗前の女子トイレは混んでる
  • 子ども連れの搭乗は優先してもらえる
  • 深夜便はとても静かでよく眠れた
  • 座席は想像よりも広かった
  • 機内食は誰も食べない
  • 寒さ対策は重要

これから利用される方の参考になれると幸いです。

 

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