ロストバゲージ!?空港で預けた荷物が出てこない !!
このブログは、タイ旅行中の体験談のシリーズです。
イミグレの長蛇の列をなんとか通過し、なぜか空港で使えなかった日本で購入してきたスマホの現地SIMを、空港内の携帯会社のカウンターに持っていったという前回の話しの、少し前のできごとです。
アマゾンで事前購入した海外用SIMカードが使えなかった体験談
こちらのタイ旅行の記事は連載になっています。
本文の最初に前回の記事、最後に次回の記事を載せていますのでご利用ください。
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ドンムアン空港で荷物が出てこない!
未明のドンムアン空港のバゲッジレーンにて。
ここでも久しぶり過ぎて、段取りを忘れてる。
なにせ海外旅行も、飛行機に乗ることも15年ぶりなのだ。
えーと、電工掲示板を見て、乗ってた飛行機の番号のレーンで待ってればいいんだよね?OK。
いちいち、自分の心の中で確認しながら行動してます(笑)
おにい達は
「ここから出てくるんやな!?」
と、バゲッジレーンのカバンやスーツケースが出てくる所で待機中。
私はムスメちゃんを抱いて、少し離れた全体が見渡せる場所で、全員の手荷物を預かってしゃがんで見ていました。
タイのドンムアン空港は、早朝にも関わらず大勢の人でごった返しています。
荷物を見つけて、立ち去る人がいるけど、また次々に入国した人がやって来ます。
私たちの便の荷物も、もう殆どの人が受け取ってしまい、少なくなっています。
でも、まだ出てこない。…あれ?もしかして遅すぎる?
ちょうどその時、おにい達も荷物を待つことに飽きて戻って来ました。
「全然出てこないやん!」「誰か持っていっちゃったんじゃない!?」
えー!?まさか!でも、確かに荷物は出てこないし…。
もうイミグレで見かけた人達は誰も居ない。私たちだけが荷物を見つけられないのか!?
これはヤバイ。もしかしたらロストバゲージかも!?
電工掲示板を見ると、変更があるわけでは無さそう。
他のレーンにまざっちゃったのか!?
そんなことある!?
耳を澄ましてアナウンスを聞いても、私たちの便の情報は無さそう。
おにい達に、手荷物の番とレーンの監視を頼んで、グズる娘ちゃんを抱っこしながら、バゲッジレーンの端から端まで偵察することに。
そしてブラブラしている空港職員を掴まえて、荷物のチケットを見せてみる。
その職員は、電工掲示板を確認して
「このレーンだよ。もうちょっと待ってみて」
…やっぱ、ここで合ってるのか。
じゃあ、最後まで待ってみて出てこなかったら、ロストバゲージ確定か。
生まれて初めてのロストバゲージ。初めての子連れ旅で、こうなるとは。神は試練を与えたもう。ってことか?
子ども連れでの旅行で荷物を無くしたら
子ども連れでの旅行は大変。
そのうえ、もしも荷物が全部無いとなると、このあとに必要なものを全て買わなくてはならない。
- 子どもと自分の服
- 水着
- まだおねしょしてしまうムスメのおむつ
しかも、おむつはばら売りしてないので、8日間の旅行なのに1パック買わなくてはならない。
薬は必要になったときに買う。化粧品は諦めるとしても化粧水くらいは欲しい。
これらをぐずるムスメを含めた3人の子どもを引き連れて買わなくちゃならない…。
控えめに言って地獄。お願い出てきてスーツケース!
分かりにくすぎるインフォメーション
ずっと座ってるのも落ち着かないので、そのまま反対側の端まで行ってみることに。
ムスメを抱いている腕はもう限界!
ムスメちゃん、歩いて!
「ギャー!抱っこー!」
無理…ここは地獄か?
また抱っこして端まで来ると、空港職員のお姉さんが二人、暇そうにパイプイスに座って喋っている。
あー。そうだ。この人達にロストバゲッジの対応を聞いておこう。
そう思って近づくと、画用紙くらいの紙を膝に乗せている。
見ると
「スクート○○便」って、うちらの便が書いてあるやん!
おいおいっ!!
ここのレーンやったんかい!!!
ってか、変更あったんなら電工掲示板をそのままにしとくなよ!
ねーちゃん達も、膝に乗せてないで手に持って掲げるとかしてくれよ!
ずっとあっちで待ってて、荷物が出てこないから心配したよ!
と文句を言うと
「オー!ソーリー…」
と、めちゃくちゃ気の毒そうな顔をしてくれました。
いや、そんならこれからちゃんと仕事してくれ。
そのあとすぐに荷物は発見できました。
もしものために対策はしてありましたが、ほんとうにあせりました(汗)
こんな時に乏しい英語力でも伝えることができるように、私は旅行前にいつも持ち物の写真を撮っています。その時の記事はこちら↓
写真があることで、持っていた証拠になりますので盗難などや保険の請求時などにも役立つかと思います。
幸い私はいまだに実践することはありませんが。
これから旅に出られるあなたも、もしものためにどうぞ!
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