バリ島の海がサーフィンデビューというふざけた小学生はうちの子です
バリ島といえばサーフィンが有名ですね。
クタやレギャンなどのビーチは常にすごい波が押し寄せていて、日本ではめったに体験できないような波が、ほぼ毎日普通にあります。
そんなバリ島で、せっかくなのでサーフィンをしてみたい、子どもにもやらせてみたい、という人は多いようです。
子どもにやらせてみたいけど、実際どんな感じ?
危なくない?
費用は?
必要な持ち物は?
ほんとに1回で乗れるようになるの?
などなど。いろいろと気になっている方のために書きました!
結論から言うと、うちの2人の子ども達は、そんなに運動神経がいいわけではないのですが、1回のレッスンで波に乗れるようになりましたし、水着すら持ってない状態で参加できました。
水着を持ってないってどういうこと!?
って気になった方は続きをどうぞ!
クタビーチとは
クタビーチとは、バリ島の南西部にあるビーチです。
広い砂浜と遠浅なことが特徴なのですが、年間を通して波が高く、サーフィンのメッカとして有名。
ここの波を求めて、世界中のサーファーが集まってきています。
その昔は、サーファー向けの小さな宿屋が連なるこじんまりとした村だったこの場所は、現在ではバリ島一番の歓楽街のある観光スポットになっているのでした。
子ども連れで立ち寄ったクタビーチ
クタビーチから程近い、レギャン通りにある銀行で所用があり、その用事をすませた私たち親子4人は、せっかくなのでクタビーチまで散策してみることにしました。
広い砂浜を歩いたり、サーフィンしている人を眺めたり、疲れたのでちょっとお茶をしたり。
そんな風に過ごしていたところ、サーフボードを抱えた現地の人に声をかけられました。
サーフィンしないかと誘われる
「ハロー!チャイナ?」
「ノー。日本人だよ」
「サーフィン、モウヤッタ?」
「やらないよ。散歩に来ただけだからねー」
「モッタイナイ!バリニキタノニ、ヤラナイナンテ!?」
2時間のレッスンで、絶対に波に乗れるようにさせる。
レッスン費用は、ひとりあたり500000Rp(約3800円)
今日はめちゃくちゃいい波だから、乗らなきゃ絶対にモッタイナイ!
そんな風にサーフィンに誘われたんです。
子ども達は当然やりたがる
そのやりとりを見ていたうちの小学生男児ふたりは、案の定、目を輝かせはじめました。
「おかあさんっ!!やりたいっ!!」
…あ、やっぱし?
そりゃー子ども達は当然やりたがるよね?
でもお金もかかるし、そもそも水着を持ってきてないし、泊まってるホテルはタクシーで30分以上の場所で遅くなると道が込むから、早めに戻らなきゃ夜になっちゃう…。
考えている横で
「やりたい!やりたい!サーフィンやりたい!」
とやりたいコールがはじまりました(汗)
水着がないしお金も時間もない!と断る
「まあねー。でも水着も持って来なかったし、サヌール(タクシーで30~40分の距離)に泊まっているからもうすぐ帰らないといけないし。」
そして
「それにお金もあんまり持って来なかったんだよね。」
これは半分うそ。
銀行帰りなので実はかなり持ってた(笑)
そんなことを、子ども達とサーファーのおにいさんの両方に伝えると
「えーーーー??」
両方から大ブーイング!
チョットマッテーイクラー?オッケーディスカウーント!
お金が無いというと、すかさずサーファーにいちゃんは
「チョットマッテーイクラー?」
と食いついてきた。
「オッケーディスカウーント!」
いや。お金だけの問題ではないんだけど。
遠くまで帰らなきゃいけないから、あと1時間くらいしか時間がないのよ。
レッスン費用2時間3800円を1時間1900円にディスカウント!
そんな風に時間がないことを話すと、
「オッケー!トゥーアワー500000Rpバットワンアワーフィフティーパーセントオッケーイ!!」
ひとりあたり2時間500000Rp(約3800円)のところを、ふたりで5000000Rp、つまり、ひとりあたり1時間250000Rp(約1900円)にしてくれるとな。
子ども達はやりたがるし、時間とお金の問題は解決したけれど、でも。
水着がないやん!!(汗)
あっ…でも。
いい方法があったかも!?
水着はパンツで代用!ラッシュガードは借り物のTシャツで
うちの子ども達の下着はちょっと派手なボクサーパンツだったので、海水パンツに見えないこともない…?
というわけで、水着はボクサーパンツで代用!
ラッシュガードはレッスンしてくれるおにいちゃんから借りたTシャツで代用!
これで帰りもなんとかなる!
下着は履けないからノーパンになっちゃうけど(笑)
子どもサーフィン体験のレッスン内容
着替えをしたところで、子ども達はサーフィンの体験レッスンスタート!!
サーフィンレッスンの内容は、最初から海へ入るわけではなく、まずは陸の上でレクチャーを受けます。
砂の上に置いた板の上にうつ伏せになり、泳ぐ姿勢(パドリング)から立ち上がる!
そして利き足側を前にして、バランスを取る!
みたいなことを英語で説明してくれます。
うちの子、英語は全然わかりませんが、ジェスチャーだけでなんとかなってました(笑)
自分達も実際にやってみて、間違っているところを何度もやり直してから、海に入って実践するのです。
言われたことをできるようになったところで、ビーチから海へ向かいます。
もし乗れなければお金は要らない!?果たして結果は!
いよいよ実際に、海での波乗りです。
「絶対に波に乗れるようにさせる!乗れなかったら延長する。それでも無理だったら返金する!」
そんな言葉を残して、サーファーのおにいちゃん達は、子どもふたりを連れて海へと入って行きました。
ちょっと心配でしたがマンツーマンということで、なにかあってもすぐに対応してもらえそうなので見守ることにしましょう。
1時間の間、娘と私は浜辺で遊びながら待っていました。
この点でも1時間になって助かりました。
2時間も待つのはちょっと長すぎるもんね。
その間にも、続々と他のサーフィンレッスンのグループが波に入って行きます。
海に入って30分ほどたった頃、長男が波に乗っている姿が見えました。
あと15分で約束の1時間が経過するという時でした。
次男の方は、なかなか手こずっていましたが、そのあと1時間が経つギリギリのところで乗れるようになりました!
ほんとに1時間で乗れるようになったよ。すごい!
そのあともう少し波乗りを楽しんでから、浜辺へ戻ってきました。
結局、1時間で乗れるようにはなりましたが、そのあと少し遊んでいたので1時間半ほどでレッスンは終わりました。
こんな風に子どものサーフィン初体験は終了しました。
バリ島の海が、サーフィンデビューというふざけた小学生はうちの子達です(笑)
クタビーチでサーフィンするときに必要な持ち物
クタビーチでサーフィンするときに必要な持ち物。
わが家の場合は何も持たずにできました!
って、それではまったく参考にならないので!(笑)
実際にやってみて、これがあればよかったなと思ったものを書きますね。
- 水着
- ラッシュガード
- タオル
- トイレ&シャワー用の小銭
- ビーチサンダル
最低限これだけは必要だと思いました!
というか、ほんとに最低限すぎるっ(笑)
普通は、日焼け止めとか飲み物とかもあった方がいいと思います。
あと、ビーチサンダルはシャワーを浴びてから着替える時に、最も必要です。
うちの子はスニーカーを履いていたので、濡れた足を乾かすのに苦労しましたよ。
って!サーフィンするのにスニーカーで行くヤツいねえか!?
サーフィン体験・レッスンは事前予約がおすすめ!
そんなわけで、予約もなし、水着も持たずにトライしてみたサーフィン体験は無事にやり遂げることができました!
しかし、今回のサーフィン体験では怪我やトラブルがなかったのでよかったのですが、振り返ってみるとずいぶん無茶な行為だったのかもしれません。
いきなりの突撃体験だったということもあり、保険などにも入らずでのサーフィン体験でした。
これは母として反省しています。
もし、次回にまたクタビーチでサーフィンするときには、ちゃんと保険つきのプランで参加したいと思いました。
後からネットで探してみると、いくつか見つかりました。
子どもが参加できて、費用も高くないという条件のものもありましたよ!
よかったら検索して探してみてくださいね(^^)
ちなみに私が申し込むならこれ!5歳から参加できるプランですよ。
よかったら参考にしてみてくださいね☆
これからサーフィン体験される方のお役にたてるとうれしいです(^^)
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