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介護放棄のガイドブック!?「親の介護は9割逃げよ」実は真逆の内容でした!

「親の老後」の悩みを解決する50代からのお金のはなし

 

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 「親の介護は9割逃げよ」

この本の内容を、私はこんな風に想像してしまいました。

「親の介護からは猛ダッシュで逃げなさい!

できるだけ係わらないようにして9割り方逃げて!残りのちょっぴり1割だけ手伝ってるふりしてるのが賢いのですよ!」

 

そんな内容が書かれている本かと思っていたら、全然違いました。

むしろ、まったく真逆でした。

 

親の介護の全部を自分で担おうとすると潰れてしまいますよ。

多くの外部のサービスや手助けを借りて、やっとこさなんとかなるものなのですよ。

決して無理をしてはいけません。

9割は誰かや何かに頼って、残りの1割をせいいっぱいがんばる。

そのくらいでちょうどいいのですよ。

という意味だったのです。

 

そんな、同居ですでに疲弊しているわが家(というか嫁の私)にぴったりの内容の本をご紹介します!

   

 

「親の介護は9割逃げよ」本の紹介

親の介護は9割逃げよ「親の老後」の悩みを解決する50代からのお金のはなし

著者:黒田尚子(くろだなおこ)

そろそろ高齢期の親のことが気になりだした人への本著。

超高齢社会の出現によって、要介護者が増加して介護期間も長期化するなど、介護ニーズはますます増大している。

介護する家族の高齢化など、高齢者を支える側も様変わりする中、これからは、子が親を支えると同時に、親自身も自分を支える準備をすることが大切に。

親子が共倒れにならないために、バランスをとりながら依存しない関係を築くことが求められている。

認知症や介護に対する心構え、住まいや資産、家計の管理、相続や葬儀、お墓についての備え…。

「親の老後」の悩み、すべて解決します。

 内容(「BOOK」データベースより)

 

「親の介護は9割逃げよ」目次内容

第1部

「親の老後」の悩み、すべて解決します

第1章「安全」「安心」をサポートする

第2章「病気」「入院」に備える

第3章「認知症」「介護」に備える

第4章「住まい」「不動産」を考える

第5章「資産」「家計」を管理する

第6章「相続」に備える

第7章「葬儀」「お墓」に備える

 

第2部

実録!私はこうやって離れて住む親を介護しました

事例1まさか三男の夫が老親の面倒を見ることになるとは!?

事例2父→妻の母→母と連鎖的に親の「同時多発介護」が発生!

事例3「大腿骨頸部骨折」後も、リハビリに励みながらひとり暮らしを続ける母

事例4元気で厳格だった父が、まさか盲腸から要介護5まで進行するなんて!

事例5あわや「オレオレ詐欺」に遭いそうになった母。心配は募るが…

 

70代~80代の親を持つ私にとっては、どれもすべて今現在困っていることについてや、近い将来起こるであろう問題についての内容ばかりです。

 

「親の介護は9割逃げよ」感想

「親の介護は9割逃げよ」感想は、ほんとに読んでよかった!のひとことです。

とくにこの言葉が響きました。

 

親の介護からは逃げてよし!

全部自分で引き受けよう、やってやろうじゃないか、などと構えていると、肝心の自分自身がつぶれてしまいますよ。

 

ましてや少子化の昨今、一組の夫婦がそれぞれの両親の介護に直面してしまう同時多発介護と言われる状態が多くなってきています。

 

わが家も、今、まさにその状態に陥っています。

【わが家の場合】

実父→要介護1

実母→腰痛のため歩行困難(介護認定検討中)

義母→6年前に他界

義父→心臓手術により介護認定申請中

 

 ほんとうに他人事ではなく、食い入るようにこの本を読みました。

 

介護離職をしないための最後の選択「親から逃げる」

 この本に出てくる、ベテランケアマネージャーの話によると

介護と仕事の両立に悩む場合

「絶対に介護離職してはいけない」

ということです。

理由は

  1. 収入が減り使えるサービスが減る
  2. すべてを自分が担うことになる
  3. これまで以上にストレスが溜まる
  4. 要介護者への虐待につながる

これは、子育てと同じですね。

 

そして、この負の連鎖から逃れるにはどうすればよいのかというと

親から逃げる

ことなのです。

自分ができるのはここまで!と割りきって、あとは公的なサービスに委ねるのです。

 

もう限界…親と一緒に心中しようか…

そんな異常な心理に陥ってしまう人も多くいます。

 

子育ての場合は「子育て支援センター」や「児童相談所」という救済機関があります。

介護も同じく、救済機関があります。

それは、「地域包括支援センター」です。

どの自治体にも必ずありますので、介護の可能性がある場合や、不安な時は、とにかく相談してみましょう。

そして、あとは…

逃げ出したっていいんです!

 

そんな風な「生き抜き方」があると教えてくれた本でした。

 

 知らなかった!10万円もらえる「家族介護慰労金」

 介護サービスを使わずに1年間介護すると10万円もらえる制度があるって知っていましたか?

私は全然知りませんでした!

しかし、要介護4~5の重度介護高齢者を居宅で介護している家族にたいして

  • 過去1年間介護サービスを使わなかった
  • 医療機関へ通算90日を越える入院をしなかった

などの場合

「家族介護慰労金」

という名目の支給がなされるそうなんです。

うーん。

しかし、要介護4以上となるとかなりの重度介護状態なので

「介護サービスなし」

というのは、実際には不可能なのでは?

 もう少し、現実的な補助金制度に改善してもらいたいものですね。

 

【親が亡くなった】相続等で困ったらどの専門家に相談すればいいか?

 
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 親が亡くなってしまったあと、どのようにすればよいかわからない。

そんなときに

「この問題にはこの方に相談」

ということがわかりやすくまとめられています。

弁護士→トラブル相談

司法書士→不動産登記

行政書士→戸籍等の書類収集

税理士→相続などの申告

不動産鑑定士→不動産などの鑑定

信託銀行→遺言信託

 

このように、心配事にあわせて色々な専門家がいるということですので、悩みに応じて相談しましょう。

 

お墓は作ってはダメ!?

介護が終わった後の、お墓の悩みについてもも出てきます。

先祖代々のお墓を継承しなければならない場合は選択の余地はありませんが、そうでなければお墓を安易に作っては大変なことになりますよ!

 

こちらは、私の体験談も交えて別の記事にまとめたいと思います。

 

内容盛りだくさんなので、手元に置いておくと、困ったときに手に取れるので便利な一冊だと感じました!

文庫本サイズなので、コンパクトですよ。

 

 

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