ゾウの村の伝統食を作ってジャングルでパーティー
ゾウの村では、ゾウ使いの伝統食を作る体験をしました。
ゾウと触れ合う以外にも、子ども達にとってはとても良い経験ができました。
それから、旅先での危険回避について。
旅に危険はつきものですが、できれば無事に過ごしたいですね。怖がってばかりいても楽しめないし、難しいところです。
今回は、そんな時どうするか?私の判断基準についてのお話です。
こちらのタイ旅行の記事は連載になっています。
本文の最初に前回の記事、最後に次回の記事を載せていますのでご利用ください。
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ゾウ使いの伝統食作り体験!
象の村での夕食。
メニューは象使いの移動食の再現をするということでした。
昔の象使いたちは象を探して捕まえるためにジャングルに入りました。
象はすぐには見つからずに数日にわたることもあります。
そんな場合にそなえて食料を山に持っていくのですが、高温多湿のジャングルではすぐに食べ物が傷んでしまいます。
そういうわけで腐らない食べ物として米を持っていくのでした。
米と水を竹筒に入れて焚き火に入れて炊くのです。
竹は太くなく鉄砲竹との中間くらいの細いものなので海苔巻きくらいの細いご飯が炊き上がります。
そんな古来の象使い食を子ども達も一緒に作ることになりました。
おかずは裏の畑へ収穫に行きます。
空芯菜、トマト、きゅうり。あとはよくわからない葉物野菜。空芯菜の炒め物好きなのよね~。
お米を竹筒にそーっと入れていきます。
一緒にご飯作りをしてくれた美人のお姉さんが一生懸命名前を覚えてくれたのが印象的でした。ちょっとしたことだけどうれしかった。
私は人の名前を覚えるのが極端に苦手なのですぐに諦めちゃうのだけど、見習わなきゃいけないなと思いました。
好感度がちがうよね。
美人度が3割増しになったもん(笑)
ゾウ使い達とジャングルでパーティー
ご飯が炊ける間、バトラー兄さんに誘われて散歩に出かけました。
バトラーと呼んでいる理由は、執事のような役割をしているお兄さんだったからです。常に短パンTシャツのバトラー(笑)
近くの家で象使い達が集まっているということで、そこへご招待されたのです。
その家はアメリカから来たおじいさんのもので、この象の村が気に入りバンガローを建てて住んでいるそう。
そしてこの村の象の施設「エレファントホーム」で仕事を手伝ったり通訳をしたりして暮らしているそうだ。
渓谷に建つアメリカンじいさんの家
バンガローは村をでてジャングルに入る辺りの渓谷が見渡せるすばらしい場所にありました。
山と山の間には川が小さく見え、こんなに高いところに村はあったんだと初めて気がつきました。
目の前の空に見える黒い雲からスコールが激しく降り注いでいるのが見え、反対側の山の斜面の緑がみるみる濃くなっていく。
しかし、そのさらに向こうの空は明るい。
黒い雲はどんどんこちらに近づいてきて、やがて私たちのいるバンガローを包み込んでしまった。
ポツリと大粒の雨が落ちたかと思うと、すぐにバケツをひっくり返したような雨になる。
しばらくバンガローの屋根やポーチや壁をやかましく叩きつけていたかと思うと、あっという間にまた去っていった。
あれほど近いところにある雲が自分の上を通っていくのを見たのは初めてだった。
まるで雲と雨のライヴだ。
そのあとの雨上がりのしっとりとした渓谷の景色はすばらしく、いつまでも見ていたいと思わせるものでした。
アメリカンじいさんがこの場所を選んだ理由がわかる。だって、ここにホテルが建ってたら1泊5万円くらいしてもおかしくないよ…。
雨じゃなければ目の前はでっかいサンセットだ!と自慢気に話してくれました。
いや、ほんとに自慢するほどのとこだわ。羨ましい。
アメリカンじいさんはビールやジュースを用意してくれて、私たちや象使いおじさん、バトラー兄さんみんなに振る舞ってくれました。こうしてしょっちゅうパーティーしてるんだって言ってました。
パーティーというよりも酒盛りですな(笑)
子ども達もバンガローの周りの草むらで虫を探したり、飼われている鳥と遊んだりして楽しく過ごしました。
こういう思いがけない出会いや体験が、たまらない旅の醍醐味やと思っているので誘われたら大体どこでも行っちゃう私。
もちろん危険なめには合いたくないので判断はしているつもり。
そして怪しいやつを敏感にかぎ分けていると思っています。
これは怪しいかも…という時にははっきり「NO」と断ること!これ大事!
そうそう。実は怪しい人って、多くの共通点があるってしっていますか?
怪しいやつの見分け方
怪しいやつはだいたいこんな特徴をもっています。この怪しいやつらの行動はどこの国でも同じやと思います。
- 一見いい人なんだけど妙な違和感がある
- つねに自分のペースで話を進めたがる
- 極端に親切
このみっつの特徴を持つ人間に出会ってしまったら、全力で逃げてください!
絶対にろくな目に遭わないです!
これは一人旅をしていた私が保証します!
怪しい人について、詳しく書いた記事もよかったら読んでね。
アメリカンじいさんのお宅のバンガローで楽しく過ごしていると辺りは真っ暗に。
そろそろ夕食なので自分たちのバンガローに戻らなければ。
明日も会うことを約束しておじいさんのお宅をおいとましました。
竹筒ご飯を食べてみた!
バンガローに戻ると、竹筒のご飯が炊けていました。竹の焼ける匂いとご飯の炊けるいい匂いが。
しかし、でてきた夕食の竹筒ご飯は、ゴムホースかと見まごうくらいな見た目でした(笑)
お味の方は、ちょっと硬いけどちゃんと炊けていて、ふわっと竹の香りがしてとっても美味しかったです。
おかずは畑で収穫した野菜のナンプラー炒めとサラダ。
お腹いっぱい食べました。
明日の予定は朝6時に象舎の掃除。
朝食後に象の保育園で赤ちゃんのお世話。
というわけで明日は早起きです。
バンガローの部屋に戻るとドアの前のポーチの外灯に大量の虫が寄ってきて入り口が恐ろしいことになっていました。
まるでアメリカのB級ホラー映画です!
私は虫がわりと平気な方ですが、それでも「げっっっ!!」となりました。
虫の苦手な人だと大変かもしれません…(汗)
翌朝はもっと大変なことになっていました!ギャー!!その時の記事です
部屋に入ってからは暗さと疲れで全員すぐに眠りにつきました。
明日は象さん保育園です。
この記事のゾウの村へは、こちらから予約できます!
1日ゾウ使い体験
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一泊二日のゾウ使い体験←わが家が体験したのはこちらでした
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