生きてこその原題は「ALIVE」生き残ったものの壮絶なサバイバル
生きてこそ
総合評価
★★★★☆
監督 :フランク・マーシャル
主演 :イーサン・ホーク, ヴィンセント・スパーノ, ジョシュ・ハミルトン
ジャンル :ドラマ・ノンフィクション
1993年5月公開
この映画をおすすめな人
- 実話をもとにした作品が見たい人
- リアルな描写にドキドキしたい人
- 生きるということについて真剣に考えたい人
生きてこそのあらすじ
ラグビーチームの屈強な男たちが乗った小型飛行機が雪山に不時着したという実際にあった事故をもとにした映画作品。
生き残った者達の壮絶なサバイバル。
待っていても助けは来ない。
どうにか助けを呼ぶために下山する者、怪我をして動けず助けを待つもの。
それぞれの運命は…!
生きてこその良い点
- 人の生命力の強さを感じられる
- 大自然の過酷さを擬似体験
- 究極の状態におかれた人の行動を学べる
- 実話なのでリアリティがすごい
生きてこその悪い点
- リアリティがすごすぎて飛行機に乗るのが怖くなる
- 生存のために仲間の肉を食べたという事実が衝撃的。これはよいのか悪いのか賛否が分かれそう
生きてこその感想
人間は、極限状態におかれるとどうなってしまうのか…
そのことを擬似体験できる貴重な映画。
実際にあった航空機墜落事故をもとに作られた作品なのですが、現実とはこんなにも過酷なものなのかと衝撃を受ける。
リアルな墜落シーンのあとに、恐ろしい寒さや吹雪に襲われ、これでもかこれでもかと困難に見舞われる生存者たち。
絶望して気がおかしくなるものや、落胆のあまり命を縮めるものも出てくる。
そんな中でも希望を失わずに助けを求めて旅立つ数名の若者達。
そのお陰で、生存者が確認されるという奇跡がおこったのだ。
そして、この映画の一番の見所は、生き残る(Alive)ために仲間の肉を口にするという場面。
ホラー映画ではないので、恐ろしいわけではありませんが、とても考えさせられました。
自分ならどうする?
食べられるのが身内だったら?
きっと、その立場に立たされてみないと答えはでないのかもしれません。
モデルとなったウルグアイ航空機墜落事故
ウルグアイ空軍機571便遭難事故(ウルグアイくうぐんき571びんそうなんじこ、英語: Uruguayan Air Force Flight 571)は、1972年10月13日にウルグアイ空軍の571便機がアンデス山脈に墜落した航空事故である。
乗員乗客45名のうち29名が死亡したが、16名は72日間に及ぶ山中でのサバイバル生活の末に生還した。この出来事は奇跡的として多方面からの注目を浴びるが、同時に生存者が遭難中にとった行動をめぐり物議を醸すことともなった…
もっと詳しく知りたい方はWikipediaでどうぞ
総合評価
総合評価
★★★★☆
★5つにしたいくらいでしたが事実の方が凄まじかったのだろうという気持ちがあり…
★4つにしました
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